16日目:ナフプリオ→ミケーネ→コリント
朝早く起きてミケーネに向かいます。今日はミケーネ観光の後、次の目的地であるコリント(コリントス)まで移動する予定。
ミケーネ周辺はシトラス果樹園広がる田舎道。相変わらずの小さな標識を頼りにミケーネ遺跡を探すのは至難の業でした。
開園時間9時を目指し、9時半前に到着。今までの観光地は強い日差しの中、暑さと戦いながらも観光でしたが、ここは寒い。丘の上という立地条件のせいか太陽サンサンでも羽織るものが必要なほどでした。ただ丘の上から見える景色には絶景。言葉なくただただその景色に見とれ、時は流れていくのでした。
ミケーネ遺跡は古代ギリシャ以前の遺跡。だから他の遺跡とは全く異なる様式。有名なライオン門だけでも利用している石材や建築の違いに気づきます。
泉に繋がる入口は今も入ることが出来ます。中に入るとライトなどは付いておらず、真っ暗そのもの。恐怖すら感じます。ミーアママは最初から一緒に来ず、ミーアパパのIphoneライトを元に下まで降りますが、私は狭さと暗さで早めに断念。2人は結構下まで降りたらしいのですが、泉にたどり着く前に断念してしまいました。
まだまだ研究途中のミケーネ遺跡。博物館での彫刻品などはアテネ国立考古学博物館で目にしたものと同じように多くの渦巻き模様。さらに意味ありげな金飾りを多く拝見できました。
もともと解明されていない古代文明に非常に興味がある私。ミケーネの地を懐かしく感じられ、時間を超えた迷走旅を思う存分楽しみました。
正午まで時間をたっぷり使いミケーネ遺跡堪能後、コリントに向かいます。車で約1時間さほど遠くはありませんでした。
コリントには古代コリントと現コリントがあり、私たちの宿泊はコリント遺跡にある古代コリント。お店が数件しかないとても小さな町にも関わらず、ホテルを探すのがやっぱり一苦労。メインの通りから道が幾重にも分かれ、住宅地となるので、入る道を間違えやすい。ホテル探しだけで30分費やしました。
到着したはいいものの、チェックインが出来る14時までは鍵が閉まり、中に入ることが出来ませんでした。とりあえずホテルの場所が分かったので、まずは観光を楽しむことにします。
15時でコリント遺跡、美術館が閉まってしまいます。行けばまだ見られる時間でしたが、簡単な昼食だけでミケーネ遺跡を歩き回り、ホテル探しに翻弄したこともあり、皆空腹。美術館へは明日行くことにします。
今日はギュロスをチョイス。遺跡を見に行かないとなれば昼食後、時間は沢山あります。どうしようかとお土産屋を回っていると、ミーアママがタクシー運転手さんと仲良くなり、城壁観光を教えてくれました。
コリント目指して運転中、確かに城壁が見えました。しかし中世の建物の感じがしたので、あえて気にしていなかったのですが、18時まで開園していて、車で行けるという情報も知り、向かうことに。
丘を登り城壁入り口に到着。アクロコリントです。
駐車場までついてもその後は丘の形状を利用して作られた城壁を登って進みます。観光を終えた人から聞いても「大変。」と言われ、皆、ちょっと引きます。
しかし門を超えて中に入ってみると、私にとってなぜだか知っている景色。懐かしいエネルギーが感じていたのでした。
コリントを選んだ理由は瞑想でその名を教えてもらったからです。そうしてここはまさしく自分の前世に深く影響を与えた場所。私の中のあらゆるDNAがすべての繋がりを明確にするため、動き出している。時と世とエネルギー、記憶、感情すべてが蘇り、あふれ出し、私の大いなる解明と解放へと導いてくれました。
入り口を抜けてしばらく歩くと教会があります。ここでミーアとミーアママ断念。ミーアパパは私に付き合い、水路門まで一緒に来てくれました。その後、一人で頂上まで向かいます。車と徒歩で登ってきた高台からの景色はどこからでも美しいコリントの土地を眺望できます。様々なエネルギーが蘇る中、頂上から降りてくる私を待っていてくれた家族に強い感謝の意を抱きました。
夕方、ホテルに戻りバルコニーで簡単に乾杯。ここからも城壁を眺めることが出来ます。アクロコリントで体験した不思議な時間と現世への感謝を元に、愛する家族たちとのビール談話に再び喜びを感じました。
夜はレストランで簡単な食事。コリント遺跡のすぐそばという好立地条件のレストランでライトアップされた遺跡を見ながらの夕食は大変貴重な時間となりました。
ブログには旅のもっと詳しい状況を掲載しています。
○ミケーネ・コリント(16日目)
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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