1-2日目:
吉方位取りを兼ねた京都旅行。お寺好きな私は以前から興味を惹かれていた4つお御寺巡り旅です。
旅費を浮かせるために行きは深夜バスで10:55京都に向けて出発。寝つきの悪い私はバスでの就寝に苦戦し、気が付けば外は明るく朝6時。予定より30分早く6時40分に京都駅に到着。
10年ぶりに訪れた京都の駅は大きく立派。大粒の雨と共に駅のトイレに避難し、軽く身支度を済ませ、最初の目的地、酬恩庵へと向かいます。
酬恩庵は別名一休寺。一休さんが晩年亡くなるまで過ごしていたお寺です。
近鉄線新田辺駅下車。道で見かける一休さんの銅像。可愛らしくてアニメのイメージそのもの。駅から20分、静かな場所にあります。朝早いこともあり、観光客の数もさほど多くありませんでした。
門をくぐった入り口そばに一休さんのお墓があります。優しいながらも張りつめた緊張感。
建物の中にお邪魔し、土産物などを見ているとハノイを着た趣ある職員さんよりたまたま案内の予約をされていた方と時間が重なったこともあり、「一緒にどうですか?」と嬉しいお誘い。もちろんお願いしました。ラッキー。
複数あるお庭の造形について、一休さんの木像、書いた文字など様々なものを紹介、説明してくださったためになる時間。案内終了後、一行とはお別れし、再び、敷地内をうろちょろし、方丈庭園軒先で一休み。
ここに流れる時と風の流れがとても気持ちい。あまりの気持ちよさにミーアは本寝。たまに通る来客者のため、ミーアを起こすのですが、「そのままにしてあげてください。」という優しい気持ち。全てがありのままを許してくれるまさに禅な時でした。私は木像一休さんが気になり、ミーアを寝かせたまま、木像が安置してある部屋に伺います。まるで生きているように感じる生々しい木像。目に見えないものを見ようとただただ凝視。大満足な時間を過ごします。
宝仏殿では一休さんにまつわる基調な品々に遺物の大切さを感じ、本殿、開山堂、境内を十分を堪能し、次の目的地、大徳寺へと移動します。
大徳寺へ向かうために一旦京都駅に戻り、バスで約30分移動します。大徳寺は応仁の乱で荒廃したものを一休さんが復興したお寺。そう、一日目は一休さんにまつわるお寺巡りです。
酬恩庵とは想像もつかない大きな入り口。地図を見て沢山のお堂があることを知ります。しかし、お堂には大徳寺の名前を見つけることが出来ません。???と頭の中。
(写真:酬恩庵のご朱印)
入り口そばの御堂から拝見で来た仏様の姿に圧倒され、参拝させてもらいます。地図にはたくさんのお堂がありますが、どこも一般客が入れない場所ばかり。謎に謎が負待っているとき、一般客でも参拝可能な場所を発見。
大仙院です。案内の人に「大徳寺はどこですか?」と尋ねると「敷地全てが大徳寺ですよ。」と教えてもらう。後に大徳寺は臨済宗大徳寺派大本山で20か寺を超える塔頭が立ち並ぶ禅宗寺院であることを知りました。
大仙院の庭園も見事で、ゆっくりのんびりした時間を堪能させてもらいました。こうやってお寺の庭園に触れるとどうして昔の人が庭を大切にしたのか、ひと時の時間を優雅に利用するという意味がわかったような気がします。
ここの僧侶さんは「気心腹口命」の詩句を漢字の形で表現して書いてくださっています。友人から話を聞いていただけに、なまで出会えて再びラッキー。頂戴した御朱印の文字の美しさににうっとりし、なんだか得した気分です。
夕方も近づき、ホテルへと向かいます。ホテルは大津駅にとってあります。実は以前、京都を訪れたことが二回ほどあり、そのたびに怖い系不思議体験をしてきたため、京都府内で寝ることに恐怖を覚えております。そこで勧めもあり、電車ですぐの隣の県滋賀県にお邪魔することにしました。
予約していたホテルに行くと、なんと私の予約ミスが発覚。今日からの二泊と思いきや、昨日からの二泊で予約を取っていたみたい。どうやら旅行日程を立てている途中に日付を変更したのですが、ホテルにその連絡をするのを忘れていたようです。今日は満室と言われ、落胆していたのですが、ホテルの人のお力添えあって、どうにか二泊同室で確保してもらえました。
私のミスにも関わらず、キャンセル料も取らず対応してくれた素敵なホテル、是非、ご利用を。
夜は近くの居酒屋でおいしい料理を堪能し、翌日に備えておやすみなさい。
(写真:酬恩庵行く途中の道で見かけた側溝で飼育されていた鯉)
ブログには旅のもっと詳しい状況を掲載しています。
○京都旅行1-2日目
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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