ハイキングが終わり4時過ぎ、帰路に就きます。
往路とは別の道を通り町に戻ります。
行きで利用した道は道幅が狭く制限されていて、どうやって対面通行になるのかと思っていたけど復路は別ルートだったのね。
腹も落ち着き、さぁこの先のルート冷静に考えてみよう。
ハイキングアプリから行くと私たちは既に4kmほど歩いてきている。
時は15時。
ここで無理せず先の見えない橋の先に進むよりもここを折り返し地点として引き返すというのはどうだろうか。
もしチャンスがあればエジプト像の博物館も寄ることもできるし。
よしっ、その案で行こう。
何も無理することはない、既に良い経験したんだから。
「OK、行ってきな。」
「一緒に行こうよ。」
険しい道が怖かったこともあり、もう一度戻ろうとは思わないミーア。
しかしお願いすれば了承してくれるのが、ミーアの優しさ。
ありがとう。
一度は行くのをためらった道。
先に進めばもっと道は細くなり一人だけ通れる太さ。
ロスタイルズで感じる独特の雰囲気は主導権はあくまで森であり、人間はその豊かさをお邪魔させてもらっているといった感じ。
それでも森は惜しみなく美しい空気と空間を私たちに提供してくれています。
おぉ、これはまさしく大急ぎだっ。
先ほどスタッフからハイキングルート詳細マップをもらい、スタート地点を教えてもらうとやはり車が多く止まっていた場所が入口でした。
もらった地図の番号と道に建てられている標識の番号が違う点。
宿の近くの町ではパンをゲットできなかったけど、ロスタイルズに行くまでに2つの町を通るからどこかで見つけられるだろうと気楽な推測で、再びウネウネ道を進みます。
昨日に引き続き、今日も長いウネウネ道だから、「また同じ思いをっ。」と二人とも内心思う。
マリオが到着してから出ていくまでざっと10分ほどの出来事だったでしょうか。
いつ来るからわからなかったので、朝食を食べることも遠慮していました。
数日前にカンタス航空からメールが届いています。
今年12月から帰国するニュージーランド便のチケットについて問題が起きたので電話での連絡を依頼されていました。
何度かミーアにお願いしつつも「そうね。」と言ってそのままになっていた事案。
24時間電話での対応可と言っているので、かけてもらうことに。
渋々イライラで電話をするミーア。
どうやら日本への復路便の時間が変更になりトランジットがうまくいかず、便の時間を変更しなくてはいけなってしまいました。
最初は1時間半の乗り継ぎ時間で喜んでいたのですが、変更したことで4時間待ちになってしまった。