6月11日
荷物は京都駅ロッカーに預け、湖西線で17分、比叡山坂本駅に到着です。駅では観光案内所らしきものを見つけられず、立ち寄ったパン屋さんで聞いてみると駅からまっすぐ伸びる316号線を1㎞ほど進んだ場所にあるケーブル乗り場側にあるとのこと。駅にはコンビニ売店しかありませんがこの道を進んで100mほどの場所に趣あるセブンイレブンがあります。車道がどんどん細くなり不安になりますが、鳥居の先に観光案内所はあります。
しかしここではハイキング用マップは用意されておらず、坂本周辺マップをいただきました。ここから先、東塔までトイレはないので利用させてもらうことに。道は緑に囲まれた砂利道遊歩道へと変化。正面に日吉神社が見え、先に比叡山延暦寺の石碑があり、その先の階段を進みます。このあたりは道が入り組みちょっとわかりづらいです。駐車場を抜けた先に、立てかけられた案内場に従い進むと、右手に階段、正面には砂利道が出てきます。
砂利道を行くと細いながらも山に入っていく道が見えてきます。これが比叡山に向かうメインロードかと疑うほど石ころいっぱい林道裏道を進みます。急な坂で窪みも多く狭い道、石ころ道を繰り返し進んだ先に道の草刈りをしているおじさんに遭遇。おじさんはこの先でお地蔵様を50体ほど見つけたらしく、そこまでの道を歩きやすいように整備してくださっているとのこと。頭が下がる思いです。いろんな道を教えてもらい、別れを告げ先へと進みます。
確かにこの先は道の両脇の草がカットされおり、歩きやすくなっています。険しい道を進んでいると雨がポツポツ。今日はお天気に恵まれていません。道が2つに別れ、一方は平らな土道、もう1つは凹凸が激しい道。なだらかな道の先を見るとそこには並ぶお地蔵さまたち。先ほどのおじさんが話していた場所に違いありません。葉も片付けられここだけ整備が行き届き、異なるエネルギーが宿っています。人の思いってすごい、おじさんとの出会いに感謝です。
しばらくの時を過ごした後、私たちが進む道は凹凸道。道は険しさを増し、もうどこを歩けばいいのかわからないほど。比叡山ハイキングとばかり舐めていました。それでも気を付けながらゆっくり前進。自然がそのまま残る森の中を歩くのは気持ちが良いものです。気づけば道も安定し、なだらかになりキツツキの音が聞こえてきました。石柱の柵に沿い、進むと古びたお堂が見え、コンクリ車道へと変化し金勝院(法然堂)入り口が見えてきます。
車道の隣に土階段が見えてきました。おじさんが教えてくれた近道と思い進むと延暦寺会館の裏口に到着し、東塔に到着です。思っていたよりも人は少なかったのですは雨はパラパラ、傘を差しながらベンチでランチです。根本中堂、戒壇院、大講堂のみ参拝させていただき、東海自然歩道へと向かいます。緑が美しくお墓のような建造物が並ぶ場所を過ぎると雰囲気が一変し、自然道へ。
細い道には木の根が張り巡らされ、雨に濡れて滑りやすい。霧がかるなかを進むと人工物が見え、テレビ塔発見。どこか山頂がわからず歩いていると先にガーデンミュージアム比叡が見え、引き返すことに。東塔へと戻り、文化遺産に登録されているケーブル乗り場に到着です。この脇に無動寺参道がありちょこちょこ小さなお堂が現れる道をどんどん下っていきます。僧侶が法衣を着て歩いている姿をイメージしながら整備された歩きやすい道を進みます。
階段を使いググっと下がると坂本への看板発見。獣避け扉からもたて山ウォークへ。ここから風景は一気に変わり再び自然の森の道。紀貫之の墓という看板を見つけながらも道からそれるためスルー。遠くを見れば徐々に町が近づいてきています。険しい道やコンクリ道、滑りやすい道を繰り返した期のでいい加減、足にも疲れを感じた頃、歩きやすい道へと変化。道はコンクリとなり、住宅街へと出てきました。
ここから比叡山坂本駅までの道がややこしかったです。案内板などはないのでiphoneナビとにらめっこしながら住宅街を進んでいくと京阪電車石坂線に遭遇。その後、朝に利用したセブンイレブンを発見し、無事駅に到着です。京都駅に戻り、ロッカーに預けていた荷物を取り出し、新幹線で東京への帰路につきました。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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