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幹が白く乾いた草と岩のコンビ。

 

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なんだか共生していることが多い。

 

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何もない土地で互いに寂しさを埋めあっているのかな。

 


楽しいことも、辛いこともいつかは終わる。

景色というご褒美をいただきながら、辛い岩場滑り道を下り終えた。

 

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ここでも川が乾いている。

 

うーんっ。

 

オチュレレハットも水が少なかったし、初日から乾いた川をいくつも目にしてきた。

本当、今年はヒートウェーブもあり水の恵みが少ないんだな。

 

昨夜のミーティングで周辺の川は全て干上がっているといっていた。

それを目にする。

 

ただただハイキングを思い、快晴を期待してしまうも晴れが続けばと単に願っている場合ではないよね。

 


2月11日 朝7時、自然と目が覚める。

しかし物音がしないのでそのまま寝続けた。

 

二度寝後、体は既に起きてトイレを催す。

仕方なく外に出るともう1つの寝室の人たちは既に皆起きていた。

 

雲に隠れているけれど素晴らしい。

 

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昨日とは違い、朝からしっかりと日を感じられる。

 

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目覚めたのは人間だけじゃない。

 


互いに見張りは付けていたものの、幸い誰も来なかった。

心も体もきれいさっぱりしたところでハットへ戻る。

 

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やっぱり怖いな、この道戻るの。

 

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奥にちょんと見えるのがハット、道なんてないように見えるでしょ。

それくらい細くて、わかりづらいのよ。

 


教えてもらった一本道をまっすぐ進む。

 

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おっ、先に滝が見えてきたぞ。

 

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さぁてハットについたらまずやるべきこと、寝床取り。

キッチン、ダイニング部屋にも2段寝床がみっちりと並んでいる。

 

でも誰もこの場所に荷物を置いていない。

少なくとも人はいるのにと首をかしげると、やっぱり。別にドアが2つあり。

 

1つのドアを開けるとすでに数個の荷物。

もう1つのドアを開けたらオランダの彼女しかいなかった。

 

一段目に4つのシート、上段には3つのシート。

 

「隣においでよ。」彼女にそう言われたけど、こんなにスペースがある中、あえて隣に寝る必要はない。

さらに端のベットはシートが小さく寝床が狭い。

 

もしかしたら上段でミーアと二人で寝れば隣の狭い場所に誰も来ないかもとそこを利用することに。

 

「今日はミーアの隣で寝たい。」

 

ほらっ。

 

願い叶ったでしょ、得意気な私。

 


まるでラインが引かれたように地面の色が変わる。

 

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灰黄色から、灰白色へ。

周辺の雰囲気が変化する。

 

今度は岩アート道。

 

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今日だけでどれほどの景色を与えてもらったんだろう。

 


ズリズリ恐怖におびえながら歩く私。

その横を軽快に私たちを過ぎていく女性、感動したよ。

 

心を落ち着かせようと周りを見るとやっぱりロードオブザリング景色。

 

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「終盤、悪いやつと全面的に戦い、フロドが指輪の力と戦いながら歩いていた場所だよね。」

 

ミーアも周りを見て思い出した。

 

「あー、この端から沢山の敵や見方が出てきた場所だ。」

 

「うん。」

 

「よくわかったね。」

 

「もう3回くらい見ているからね。」

 

そしてここならナウルホエ山も近い。

大変な道の平和な会話。

 

先には人の姿アリ。

 

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無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

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