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最初はそのクラクションが自分たちに鳴らされたものなのか違う車へのあいさつの音だったのか理解できませんでした。

 

なんせここではよくプープー鳴っていて、なんのために鳴らしているのかわからないことがよくあるからです。

 

しかし、Googleナビが示す道は急な、それは急な上り坂で先を見ればどんどん道が細くなり、それは心配になるほど。

でかめのオレンジジープ大丈夫か?と思うほどです。

 

道が細くとも相変わらずの路駐。

ミーアがゆっくりと運転していると、私、あることに気づきました。

 

路駐している車、全て私たちとは反対方面に顔を向けている。

 

「もしかしたら逆走している?」

 


車に乗れば再び緊張。

昨日の怖さが蘇り、もう体に染みついてしまったよう。

 

今日は山まで長距離、大丈夫かな。

不安はあっても、目的地に行くには運転しかありません。

 

ミーアはiPhoneのGoogleナビでテイデ山までの行き方を設定していましたが、運転始めてから気づく。

車のナビは設定していません。

 

運転中のミーアが設定できるわけもなく、私がカーナビ設定をすることに。

それもGoogleナビでの道案内をしながら。

 


初めて利用する宿のベッド。

知らない土地だと寝られないこともありますが、寝心地の良いベットに疲れた体、ぐっすりと眠ることが出来ました。

 

まだまだ時差ぼけ中か、9時には就寝したせいか、再び6時に目が覚めます。

ただマドリッドに次いで朝が明けるのが遅いため、6時はまだまだ真っ暗。

 

予定もなく早起きして、さらに外が真っ暗だと目が覚めても布団からできる気にならずダラダラしてしまい・・・時間は過ぎて7時。

 

情報量過多のこの旅、旅の記録も濃厚。

だから旅日記も1日書くのに数時間かかります。時間を無駄せずに起きて書くことにしましょう。

 


やっとテネリフェで出来る日用品のお買い物。

宿にはキッチンもあるし、自炊に必須な調味料など細かなものを買える喜び。

 

今日は買う気満々だよっ!

 

なのでショッピングカートを使いたかったのですが、どうやらも鍵がかかっています。

スタッフ見つけて聞くとスペイン語バンバン、笑顔無しで圧倒的な速さで説明。

 

唖然するも理解したのが、なんだかお金を投入する必要があるみたいなので、利用を諦め入り口横にある引きずれるかごを引き引きお買い物スタートです。

 

マドリッド感覚のまま安いフルーツを求めてフルーツ売り場へ。

 

あっ、フルーツにはコバエのような小さな虫が集っている。

 


っと、宿のいいことを並べてみましたが心配事もあるっちゃぁあります。

 

まずはロケーション。

田舎ということ。

 

どこに行くにも長いドライブタイムが必要になります。

 

またbooking.comの評価にあったのですがかび臭い。

窓を開けていても少し気になる感じ。閉め切るとどうしてもその匂いが鼻につきます。

 

また洗濯機がない。

 

まぁ、洗濯機がある宿泊施設は今回の旅では一か所だけ。ギリシャでもやはり洗濯施設を探すのは大変でした。

 


ようやく丘途中の細い道沿いに宿を発見です。

 

狭い場所に建設された家、駐車場などあるはずもなく、利用は公共の駐車場。

しかし、こんな細道どこに止めればいいものかと周りを見渡すと、近くのレストランのわきに駐車用の線が引かれ、横向きに止められるスペースを見つけました。

 

レストラン専用か、止めて良い場所なのかわかりませんでしたがとりあえずチェックインして、オーナーに駐車できるスペースを教えてもらうまでの短時間だと、駐車を決意。

この距離なら宿まで100m以内です。

 

この辺りは平地という言葉が無縁な急な上り坂エリア。

 


腹ごしらえを終えたところで現実に戻りましょう。

 

今日から9泊お世話になる宿に向かって出発です。

 

本来、宿はテネリフェ内を数泊ごとに移動とも考えていたのですが、宿探しの際に値段が手頃な宿をミーアがキープとして予約。

しかし予約した宿はキャンセルできなかったんです。

 

どうしてこんなことになってしまったのか。

 

いつも利用するbooking.comという宿泊施設予約サイト。以前は全ての宿が前日でもキャンセル料無料だったので、好んで利用していました。

しかし、今回もそうかと確認せずに軽い気持ちで予約してしまったのが失敗の原因。

 


2人とも運動もしていないのに、到着早々、息切れ。

心臓がずっと緊張感張り付けていた感じ。

 

止まって・・・良かった・・・。

 

また乗らないといけないけど、とりあえず初めてのテネリフェ道路は余裕な運転とは程遠いものでした。

ミーアもお疲れ、多分ミーアの恐怖は私の何倍だったと思う。

 

路駐が当たり前なので縦列駐車すれば無料で止められたかもしれませんが、開いているスペースはさほど広くなくテクニックが必要なので駐車場に停めるのが私たちにはお似合いです。

 

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無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

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