多分、初めての選択ではなかろうか。
復路途中で草原ルートに入るのは。
なんだかんだ復路は岸沿いルートを選んでいるほうが多いと思う。
いやだなぁちょっとした登り、なだらかだとしても。
だって岸沿いルートならフラットだって知っているだけにねぇ。
上り下りを繰り返す必要があることをついおっくぅに感じてしまう。
ちょっとしたドキドキが残っている。
平和ハイキングを楽しんでいる中、鳥に威嚇されるとは。
まぁこれも自然との対話。
ある意味、良い体験をさせてもらった。
コースはまた違った表情を見せてくる。
先ほどまでの四角区切りとはまた異なる浸食。
表面はざらざら、お水を一杯含んだ海藻。
これは足が滑らんとばかりに調子に乗ると、スルッといくことも。
まぁそれでも沼状態をいくぶん楽にしてくれる。
引き潮で露わになった場所を歩くと不思議なものに出会う。
人工的に四角に区切られたライン。
天気に変化あり、曇り優先になってしまった。
そしてポツポツ、シトシトほどでもない風に飛ばされてたまにやってくる雨も感じるように。
後ろを振り返ると遠くに見えるロングベイ。
雲ちょっと増えた?
以前はこんな柵あったかな?
崖が崩れた後にできたのかな、2年ぶりだと新しい発見か記憶から忘れられたものかわからないことが多々ある。
とにかく危険から守ってくれていることに感謝しなければ。
落ち着いて周辺を見ると今日、やっぱり人、多めだな。
家族連れ、カップル、バイクやランナーいたるところから急に現れるよ。
写真撮り撮り、周辺の景色を楽しみながら歩くから、うちらが遅いのかな。
こういうの綺麗だねぇって二人で眺めちゃうからね。
急に後ろから声が聞こえてきてびっくりもした。