お風呂に浸かり、体も癒しを感じている中、やっぱり値段が安いといえど町までフィッシュアンドチップスを買いに行く気なし。
オフィスへと向かうとレセプションの前に二台の車。
後車にはどうやら人が乗っている。
あまり気にせず中に入り、先客のチェックインを待つ。
その後、オーダー。
フィッシュは二種類あり値段にも差がある。
あえて安い方と言わずにここは頑張った自分へのご褒美として好きなものを選びたい。
「私はやわらかいのが好きなんだけど」
「どちらも柔らかいわよ。」
・・・・困る。
それ以外にそう違いがないようで、ならばと安いほうを注文。
へへへ・・・ゲットしたチキンフライドライスをいただく。
ミーアがハットが嫌だと言っていた点の1つに、静かなミールタイムが取れないこと。
必ず誰かが周りにいるし、落ち着いた雰囲気とはいかない。
キャンピングカーでの私たちのミールタイムはテレビを正面に隣同士に座る。
夜はドラマ、昼は旅番組や建設番組などを見ている。
毎日繰り返しているとそれはなんでもない日常だけど、奪われてみるとミーアにとってそれは至福の時だと感じられたようで、よく恋しがっていた。
ほらっ、久々だよ。
エピソード途中の旅番組にチャンネルを合わせ、コーラと共にチャーハンいただく。
気づかぬうちに腹は空いていたようでパクパク止まらなず、すぐに完食。
洗濯物を乾燥機にいれ、しばし休憩タイム。
お迎えにいった洗濯物はまだ半乾きだったけど、パークの物干しで乾かせばいいや。
自分の思いや感じたことに実感と理解を深めたくなるのは私の癖なんだと思う。
瞑想からの教えと実際得た学びから哲学へと結び付けること。
創造主は初日のハットで教えてくれた。
「いつかは終わる。」
そして思う。
人は物事を始める時、終わるためにやっているんだ。
物事には必ず終わりがある。
その後も続くけど1つ1つやっていることには終わりがあり、その終わりを求めて行う。
確かにこのコースも最初から3泊4日で終わることを思って始めた。
多分、今までもハイキングもこれからもハイキングも必ずゴールを確認して進む。
ビジネスの成功も同じなんだ。
自分の目標に辿り着くことを思って始める。
みんなそうなんだ。
そしてその終わりとは自分がやり遂げた成功の姿を思い浮かべている場所。
なーんてね、改めて頭によぎちゃった。
がんばった私たち、向かいには雲がかかるもルペノフ山。
「こんなはずじゃなかったでしょ。」と声を変えてきたカップルはここでランチタイム。
確かに景色が良い場所だ。
後、わずかと思って見上げたあの道
見たことあるこの景色。
実はここタラナキ滝の上。
そっかぁー残りのコースはタラナキ滝コースと同じ道を行くんだね。
残りは知っている道、そこを通ればワカパパビレッジに到着となる。
どうりで途中から周辺のコースがタラナキ滝コースに似ていると思ったわけだ。
そう思うと足取り軽くなる。
雨から離れ、気温も上がり、びっしょりパンツも乾き始めてきた。
歩く先に雲がある
それも雨雲ってやつ、トホホ。
旅先でも合気道場でも初めて会った人の名前を尋ねるのを忘れてしまう。
さらに聞いてもすぐに忘れてしまう。
だからついその特徴で呼び合う。
「イスラエルの人が昨日は靴下を二枚履けばよかった。と言っていたから自分も今日それをやっていい感じ。」とミーア。
そういえばママがくれたウールソックスを履いた時も同じことを言っていた。
彼はいつも薄手の靴下を履くけど、やっぱり厚いほうが足を守れる。
でもそういうこと早く教えてほしいものだ。
私は最後のきれいな靴下とばかりに一枚しか履いていない。
彼は新しい靴下の上に既に履いた臭い靴下を重ねているらしい。
2月12日、浅い浅い眠りの中、時間を確認すると4時半。
まだ真っ暗。
とりあえず芯から寝れずとももう少し横になっておこう。
もうそろそろかな、5時25分。
ミーアにも伝えると彼も眠れぬ夜だったらしい。
私たちの部屋ではまだ他の人は起きてはいない。
ここで荷物づくりをすると迷惑かと思い、寝袋引きずりながらすべての荷物をダイニングへと持っていく。
すると予定通りアメリカ人カップル、イスラエル人男性、オランダ女性の姿が。
彼らも同じようにここで荷造り。
周辺はまだ薄暗くナウルホエ山は傘被り。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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