13日目:
昨日の暖かい快晴とは打って変わっての寒い朝、温度は13度。午前中に瞑想に長く時間をとってしまい気が付けばチェックアウト時間、急いでパークを後に。
今日もギズボーンに向かって南下。しばらくの間は山と牧場を繰り返す緑の景色。久々に海が見られた後、見つけたビーチで休憩タイム。風も強く水も冷たく泳ぐ気には全然なれませんでしたが、白浜に青い空と海は緑を多く見た後の目には刺激的でした。
その後、しばしの山道を超え、海沿いルートへと変化します。もうギズボーンも近い合図。田舎道をずっと進み、たまに会うのは小さな町のみ。しかしギズボーンは大きな町。近づくにつれて家も高級感を増し、町が近いていることを視覚からも認識。久々の町にちょっと緊張気味な二人です。
ギズボーンはミーアママのふるさと。最後はグランパは一人で住んでいました家も今では別の人の持ち物。とりあえず家だけでも見に行こうと車を走らせ、多分この家からと目途を付けて感慨深くなる二人。オークランドに戻って後、聞いた話によるとどうやらこの家じゃなかったみたい。
この辺にもちょっとしたお散歩コースがあったようですが、お腹が空いていたこともありまずは食糧調達。折角大きな町に来たのだから必要なものはすべて手に入れましょう。道中、よくお世話になるKFCで腹を満たし、お気に入りのパッキンセイブで食糧調達。またウエアハウスでキャンパーにずっと足りなかった調理器具を買い足します。やっとこれで暖かい料理がいつでも作れます。
このままギスボーンに一泊してもいいのですが、やはり街中。昨夜のように家族連れや若者の騒がしさの中に身を置くことは御免です。地図の先に目をやると山の中にあるモレレという町に温泉マークがあります。これは楽しみとばかりに行ってみることに。再び山の中を走り続け到着したモレレ。温泉の目の前にキャンプグラウンドもあり、今日はここを利用しましょう。
深い緑の囲まれた素敵な場所だっため、数泊したかったのですがパワーサイトがないこととネットが繋がらない状態で仕事ができなかったので、ここは断念して一泊のみ。こじんまりとしつつも清潔感のある雰囲気。人もおおくなく私たちにはうってつけの場所です。
道を挟んだ向かいにある温泉施設を見に行くと、どうやらここにもハイキングコースがあるみたい。ハイキングをしてもしなくても支払う料金は一緒。となれば、明日はここでハイキングを楽しんだ後、温泉を楽しませてもらうことに決定。
キャンプサイトにはシャワーは男女1つずつしかなく、山の中ということもあり心配していましたが、ご無用、お湯は熱々で時間制限もない。久々の至福のシャワータイムを得ることが出来ました。スーパーで購入したシーフードサラダとワインで夕食。
昨夜うまく寝られる疲れていた私は9時半に布団に入るも、山中の夜中を舐めていたようでその寒さに目を覚ましてしまいました。その後、厚手の洋服を着まくり布団に戻り、どうにか暖を取るのでした。
14日目:
朝はまだまだ寒いですが、お天気がよくて何より。10時の開園までしばし自由時間を楽しみ、いざ向かいます。
受付でハイキングも行うことを告げると地図をもらえました。いくつかのコースがありますが、今回はおすすめコースに選ばれているマンガカワトラックを行きます。
ここは温泉だけではなく水プール、BBQを楽しめる場所もあり、山の中の憩いの場所。私たちは先に用意された整備された細道に向かい、コースへと入っていきます。シダとニュージーランドではよく見かけるニカウの木に囲まれた森。木々が高いので、温度は一段と下がって感じられます。気づけばコンクリ道は終わり、土道へ。
森の中を歩きに歩き回る近くを見ても遠くを見ても木、木、木の森に囲まれた姿は圧巻。モレレという名前がいかにもしっくりきます。
登りを終え、急な階段を下りていくと川が現れました。川を通り越したりその脇を歩き続け気づけば表情は一転、ゴロゴロ岩道。岩場狩りでしばし木陰ともお別れの乾いた道。気を付けながら歩を勧めます。どうにか超えると再び森の道へ。整備されたなだらかな道に一安心。
昔の人たちが温泉として利用していた場所など看板と共に歴史を知ります。まだまだ歴史の浅いニュージーランドですが、未来につなごうと今から古い建物や場所を大切にしています。
道を進めばスタートエリアに戻り、温泉施設へ。ここからしばらく行けば入口へと戻ってきます。今は持っているのはハイキング道具だけ。車に戻り水着に着替えて温泉に向かいましょう。
温泉施設は二か所。受付側に中型プール温泉、そして先ほどハイキング終盤に見つけた施設。ここは小さなお風呂がいくつか並んでいます。
まずは受付側のプール型を楽しみます。ここは深く座って浸かるより、立ってのんびりするタイプ。お湯もぬるめで10分ほどゆっくり浸かり、もう1つの場所へ移動です。3つのお風呂があり、お湯が入っていたのは2つだけ。温度に違いがあり、適温の温泉に景色を見ながら、30分ほどゆっくり浸からせてもらいました。
ハイキングしてお風呂に浸かれば、お腹も減ってランチタイム。モレレの駐車場を利用してポークとサラダでランチをいただきます。時間は2時過ぎ。ネットが利用できるホリデーパークを目指しましょう。
目的地は近くの町ワイロア。ギスボーンほど大きくありませんが、中サイズの町で必要なものはすべてここで揃いそう。今日のパークはここ。
年始の大型連休も過ぎ、空いていますが、年末年始はすごい混みようだったとか。それもそのはず、キッチン、シャワールーム共に清潔で広々していて、利用客にも優しいライトアップも用意されています。
夕食までの時間、仕事を再び、夜はパスタでおいしい夕食。キッチンが広かったので作るのが苦になりませんでした。夜は再びの美しい夕焼け。
今日は1月6日、その後の予定のため1月10日には旅を終える必要があります。終わりが見えてきました。道中は思いもよらない出来事で疲れ、旅を止めたい気持ちになることも。しかしいざ、終わりが近付けばそれはまた心残りがあるもので。残りの時間をしっかりと楽しみ、また次の旅を計画することに決めました。
ブログには旅のもっと詳しい状況を掲載しています。
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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