15日目:
予定通り朝7時に起床しつつも、朝からやりたこと満載な二人。チェックアウトまでの時間が残りわずかになると、互いに自分のやりたいことを優先して、軽い喧嘩。知らず知らずにたまった旅の疲れも喧嘩を誘発しているかも。
チェックアウト時間ギリギリでパークを後にします。今日は昔に地震によって壊滅した町ネピアに向か予定。今では復興されたちょっと変わった町というミーアからの情報。しかし彼もまだ訪れたことはないようでこの機会に一目見てみましょう。
途中見つけたトゥティラ湖で一休み。木々に囲まれた大きくて静かな湖。広大な湖に心を解放し、黒鳥やドクターフィッシュとの戯れに、朝の軽い喧嘩から引きずるぎくしゃくも気づけば溶かされていました。
ネピアが近付けば道は海沿いルートへと変化。朝バタバタしてチェックアウトした私たちがまだ朝食を食べておらず、数日ぶりの都会にミーアはKFCを食べる気満々。ただ思っていたよりも時間がかかり、ミーアにしては珍しい飛ばす運転で13時半にネピアに到着。
復興を遂げたネピアの第一印象はミニオークランドといった感じ。町から近い港にはセイリングが多く止まり、道も整備されている。立ち並ぶ家は高級感があり、お店も多く立ち並び若者がいつでも騒げそうなシーサイドタウン。
まずはKFCでお金を満たすも、目的とした町がこんなにも若者向けだと宿泊するにはちょっと不向きかも。奇しくも今日は土曜日。騒いでくださいといわばんばかりの状況です。朝から長距離運転だったミーアはちょっと疲れ気味だけど、近くの静かな町まで移動することに。
30分ほどのドライブを続けて見つけたキャンプグランド。
果樹園とワイナリーに面した山中の静かなキャンプ場。値段もパワーサイトで一人NZ$15とお財布に優しい価格。
他の宿泊客と離れて、果樹園が見える平らなパワーサイトを選択。近くに川もあり、家族連れが遊んでいます。聞けば年末年始はいっぱいで、やっとひと段落したようで。良かった、自分たちのスペースを確保できて。
小さいながらもキッチンもシャワールームも綺麗。
オークランドに戻る前にロトルアの友人宅に寄る予定。自分たちのスケジュールも明確になってきたので、連絡を取ると快く承諾してくれました。
見てみぬふりしてきた旅の疲れ。そろそろ認めてあげようかな。旅にでてからまだ得られてない何もしない日。ミーアと相談して一泊だったこのパークでの宿泊を延長して、明日は互いにゆっくり過ごし、あさってはちょっと頑張ってロトルアまで大きく移動しようと提案すると了承。ゆっくりといってもネット環境が非常に良いこのパーク。ミーアは多分、思う存分仕事をするんだろう。
16日目:
何もしない日が始まった。夜から続くとんでもない強風。揺れるキャンパーと風の音で浅い眠りから得られなかった私は9時に起床。瞑想後も風は収まらず、他の人の状況をチェックとばかりに散歩。テントの人たちは平らな草原中央というより木の下にテントを張っている様子。もしかして何もない平地のほうが風を受けるのかな?
今日は何もしないと決めたので仕事もストレッチもせず、ただ溜まっていた洗濯物だけやることに。読書してyoutube見て久々に日本語に触れます。ミーアも仕事をしながら木剣降ったり、一緒にお散歩したり、彼なりの休息時間を楽しみます。お天気も良くて洗濯物の乾きもいい。
こんなに何もしなかった日なんてどのくらいぶりだろう。1年以上はなかっただろう、お陰で気持ちも十分癒され、旅終盤を迎えるスタミナもしっかり養えました。
17日目:
夜はやっぱりすごすぎる強風。キャンパーごと吹き飛ばされるんじゃないかという不安が頭によぎり夜も眠れたもんじゃない。昨日は隣にいたキャンパーも昨日の昼には移動。ここにいるのは私たちだけ。車の移動を促すも眠たいミーアに拒否される。まぁ仕方ないと浅い眠りを今日も繰り返し、朝は8時に起床。
10時にチェックアウト共にパークを離れ、ロトルアに向かって移動です。長い移動を予想していましたがやっぱり長い。途中でランチを取り、途中の大きめな町、タウポに到着。友人の家へのお土産としてここで食料を調達し、再び、車に乗り込みます。
やっと友人宅そばまで来てちょっと立ち寄り温泉、WAIKITE。いつもお世話になっています。ホットプールの他にもいくつかのスパも用意されていて、疲れを癒したのち、17時半友人宅へ。いやー長かった。
彼らは半自足自給で生きているカップル。農作物の他に豚、羊、チキン、牛など飼っていましたが、今は念願の養子を迎え、大掛かりな畜産はちょっとお休みみたい。クニクニという品種の豚さんがいました。この子は食べるためではなく子供の教育用だとか。彼らの考えは私たちの先を行っています。
豪勢な食事と共にいつも私たちを暖かく迎えてくれる彼らに感謝しかありません。新しい仲間を迎えた彼らの生活は一変し、子供がメイン。それが幸せでならないみたい。私も子供と大いにはしゃぎ、1日が終わるころには大の仲良しになっていました。
18日目:
翌日、旅の最終日。次なる予定に向けてオークランドに帰る時です。朝はゆっくりと起床し、動物王国の動物たちとも久々の再会。いつみてもメス豚のでかさには驚かされるばかりです。
昼前に彼らの家を後にして、ロトルアの町でパイで昼食。またここから長いドライブ。出発した時間が悪く、オークランド近くでは渋滞に巻き込まれてしまい5時半にオークランド到着。そして私たちの旅は終わりを告げました。
仕事をしながらの旅。ミーアは非常に気に入り、今後の私たちのパターンが決まってきました。もう次の旅に出たい、気になっていたニュープリマスには3月に訪れる予定です。
ブログには旅のもっと詳しい状況を掲載しています。
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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