おっ道に変化あり。
なだらかで歩きやすい。
さっきまでは目の前の坂に気をとられていて気づかなったけど、そういえば日光ではあれだけの人に囲まれていた。
湯元温泉行きのバスから下車したのも少なくない人たち、湖にも人の気配は多くあった。
なのにこのコースでは最初のおじさん以外人に出会っていない。
看板に反比例して入り口は狭し。
すると下山する人と出会う。
「こんにちは。」
「こんにちは。」
他の人も利用している道と知り、安堵が増す。
だけど相手さんはちょっと驚いているようにも見えたけど。
やっと決まったコース、しかし十分な食料がない。
ペンションでは結局おにぎり弁当1つしか頼まず、すでに朝食として食べちゃったからね。
念のためカップヌードルだけは持ってきたけど、万が一のことなど考えるともう少し補充しておきたい。
バスで湯元周辺を通っている時、「コンビニ」の文字が見えたので聞いてみると”おおるり山荘”という宿に併設されていると教えてくれた。
周辺マップも一緒にくれたので心強い。
湯の湖周辺も整備された散策コースになっている。
4分だけ早く乗れたってことは多分、前の大型バスが9時34分発なのだろうと推測・・・外れた。
9時半になり、まず大型バスが動いてそれに続き、乗車中のバスが動く。
あれっ?と思い、時刻表を確認。
なーんだ、間違えていたの私じゃん、バスの出発時刻9時半だった。
良かった、乗れてぇ~。
さらにもう1つびっくり。
男体山前の展望台下にはバス停があった。
私達が持っているバス時刻表にここの停留所名はなかったので、ついついここのバス停は中禅寺湖周辺の別のバスのものだとばかり思っていた。
しかしバスはここにい停車。
軽い瞑想をしながら決めたことなのに、ミーアの意見を聞いたらすんなりと受け入れる。
優柔不断に陥るといつでもミーアの意見に助けてもらうということもあるけど、今回はさらに彼の意見が素直に良い案だとも思った。
今回、初めて中禅寺湖にハイキング目的で訪れて、いろんなことを知った。
男体山にも興味があるし、パスを使ってお得に明智平を訪れる方法も学べた。
東照宮行かずとも二荒山神社本社の神苑は訪れたいし。
次回の楽しみが増えたことで、今出来ることに集中する。
パスも無駄にしないアイディアを与えてもらいすっきりさっぱり。
「そうだよ、最後の最後に悩んで、やっぱりこのコースってなったからこれでいいんだ。」
信号待ちでのシャッターチャンス。
「ザ・日本の美」と言わんばかり。
中には海外からの参拝者が。ここ日光では欧米よりもアジアからの観光客が目立つ。
彼らもこの景色を写真に収めている。
日本の美を一緒に感じてもらえることはやっぱり嬉しい。
とりあえず目の前の景色がいろいろと理解ができない。
中禅寺湖を囲む素晴らしい紅葉に、なんと男体山まで美しい紅葉。
同じ季節の同じ場所、一斉に紅葉になるのは当たり前だけど多分、人生初めてだと思う。
一面パノラマ紅葉に囲まれるのは。
部屋を暖かくしてもう一度、寝ようと思ったのに、実はもうすぐ起きないといけないなんて・・・いけず。
とりあえず少しだけでも温もりをとミーアの布団に入り込む。
「もうすぐ真実のアラームが鳴るよ。」
7時半設定だと思っていたが実際は7時・・・・切ない。
案の定、携帯はすぐになり諦めて起きる。
まぁ部屋は温まっていてよかった。
急いで外を見るとやはり雨、じゃぁ予定通り湯元温泉コースだな。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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