耳を疑う。
観光案内所ではあんなに行くことを反対されたのに。
「宿の人に聞いてみるといいですよ。」とまで言われ、尋ねた結果がこれ。
「なんか熊が出るとか。」
「熊?出るかな?最近聞いていないよ。」
「道に遭難する場所があるって聞いたんですけど。」
「道をまっすぐに行けばいいからそんなことないよ。」
「明日行くなら大丈夫ですかね。」
往路では混雑していた手水舎、帰りは空いていたので順番交互になったけど清めさせてもらう。
東照宮を後にして二荒山神社へと参ろう。
日光東照宮のチケット売り場のわき道を入っただけなのに、一気にこの状態。
狭き回廊から解放される。
ふぅ・・・
以前は人がいない時を狙い平日に出かけていた。
今は合気道のスケジュールをメインとして日常を過ごしているだけに、旅行は休日が多くなった。
売り場は4つ。2つは受付に人がいる、残りは販売機。
そりゃぁ販売機のほうが早いだろうと選択。
遠くから拝観料を確認すれば一人1300円。
やっぱし高いもんだぜ。
こんなところでプチ情報、日光東照宮は輪王寺、二荒山神社を合わせ世界遺産になったらしい。
横に顔を向ければ、こんな看板。
ミーアの道路排水溝鑑賞の間に地図を確認し、自分の居場所を知る。
他の排水溝覗いてみたけど流れがすさまじかったのはあそこだけだった。
順路通りにさらに下ると、人の姿あり。
流れに沿うよう、今度は階段を登る。