4日目:屋久島観光
自然館到着もやまぬ雨は夜は風も伴いすごい状態。夜中3時、突然駐車場の外灯が付き、何事かを目を覚まします。自然館入り口が縄文杉(荒川登山口)のバス停だったことをすっかり忘れておりました。
早く目覚めましたが大雨の中、動く気にもなれずグダグダしていると10時過ぎ、自然観が開館したのを機に、立ち寄ることに。自然館前の駐車場は満杯でした。皆、考えることは同じです。
自然館には多くの屋久杉にまつわる情報が紹介されており、その中で小杉谷について知りました。この谷は屋久杉の伐採が許可されていた時期に開かれた村で、今では小学校跡があるだけとのこと。ミニシアターで昔の映像などを見ていたら興味津々に。
荒川登山口から縄文杉ハイキングを始めると通ることが出来るようで縄文杉ハイキングへの思いがまた一層強くなりました。
有意義な時間を過ごした後、今後の天気情報を知るため観光案内所に向かいます。そこで今日の荒川登山口行きのバスが中止になったことを知ります。これから(この日は木曜日)二日間は台風の影響があるため、ハイキングは日曜日、月曜日に行くことを勧められました。予定としてはギリギリ間に合います。
屋久島では公共のゴミ捨て場がないため、ゴミを捨てる場所を教えてもらったところ、ゴミを預かってくれました。毎日、訪れてゴミを引き取ってもらっていたのでその度に協力金に募金させていただきました。
気が付けば洗濯物の山になっている車。
昨日の疲れを取るべくマッサージが付いているコインランドリーに向かいます。
ここには靴乾燥機もあったので、マウンテンシューズの乾燥をお願いしながら、洗濯物も行う。
さらにその間、マッサージ機で体をほぐしてもらい、ここで出来るすべてのことを堪能しました。
降り続く強雨。
山もすっぽり雲で隠れております。今日は外での観光を止めてゆっくりすることに。
グリーンホテルの広いお風呂にお邪魔して、再び体にご褒美を与えます。
今日の寝床は町から離れた一湊海水浴場駐車場。海辺も雨と霧で曇っています。
5日目:屋久島観光
朝起きて外を見渡すと雲が少なく青空が見える。今日は天気が良さそうと気分も上がります。私はお味噌汁、ミーアはコーヒーで朝食替わり。今日は島一周を楽しむ予定です。
海岸からしばらく走ると大浦温泉がありました。キャンプ場という名の芝生の隣にある小さな建物。ワイルド感たっぷりだったので、今回は遠慮させてもらいました。
東シナ海展望所につくと海上に広がる厚い雲。これから進むであろう陸上にも大きな雲とどうやら雨らしき霧。と思っているとここでもポツポツ雨が始まります。朝の晴れ間はどこへやら。屋久島の天気の変わりやすさに惑わされます。
移動したいなか浜。
ウミガメ上陸日本一と大きな看板があるだけあり、観光バスも止まっています。昨夕利用の少なかった海岸近くの道路では夜になると車が度々通りました。多分、ここでのウミガメ産卵が目的だったのでしょう。
浜辺はとてもきれいで石英と理解できる透明感のある砂。観光客に交じり散歩してみると、ウミガメが通った後や、多分卵があるんだろうと感じさせる膨らみ、そして極めつけに卵の殻を発見しました。ここでカメが生まれている。カメ好きの興奮は高まるのでした。
道に沿い進むと屋久島灯台があります。心配になるほどの細い道を通ると到着します。明治33年からもう100年以上利用されていると思うと感慨深いです。
灯台先の西部林道を利用して、島の一周をもくろんでいましたが大雨のため通行禁止。しょうがないので来た道を戻ります。
雨の強くなった中、布引きの滝を発見。大雨で水かさを増した川は布引きとは程遠い勢いよく流れる元気な滝でした。
お惣菜とカップラーメンの日々だったので、今日は特別とばかり宮之浦港のレストランで昼食をいただく。お勧め日替わりランチはボリュームもあり、美味しかったです。
次の目的地、千尋の滝へ。観光名所となっている滝はちょっと離れた展望台から滝を眺めますが、その勢いが半端ない。滝の流れる重低音に体全身で滝の流れを感じ、放心状態を満喫中。
道沿いのちょっとした川の流れも見ごたえある流れ。平内海中温泉はその名の通り海の中の温泉で、引き潮の時のみ入れます。この時は雨がこさぶりでしたが、数人の人が楽しんでいました。
途中、ガジュマルの木に圧倒されながら今日最後の目的地、大川の滝へ。千尋の滝の流れもすごかったですが、なんと大川の滝は真下まで降りられるに傘を指していましたが、溢れんばかりの豪快の流れは四方八方から水が飛んでくる。もうお手上げとばかり、傘を下ろし、水しぶきを体全身で浴びました。
雨が降っていることへの落ち込みなんて忘れて、ただただ水の恩恵を受ける。大雨の滝、豪快さという意味では私たちを決して裏切りません。
今日は安房町の駐車場で初めて町での一夜を過ごすことにしました。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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