右と左で別世界。
右見て左見て、正面見て、その違いを楽しむためにウロチョロしながらハイキング。
幸いここの道はそう木の根が多くない。
ずーっと杉の深い緑に吸い込まれていてから新緑、明るさがまぶしいよ。
今回のルートも既にナビアプリで高低差チェック済み。
一番の登りはバス停から陣馬山頂まで。
ナビ以外でも様々なサイトからここの大変は知っていたつもり。
しかし頭の中には人気のハイキングコースということも事前情報で入っていたため、人気ならばそれほど大変じゃないだろうと思っていた。
バス停戻ってびっくり。
人気のコースとのことだったのでバス停にはハイカーばかりが並んでいるかと思いきや、ハイカーよりも通勤、通学姿。
列も長いので、座れないとばかり肩を落とす・・・揺られる時間は40分以上の予定だからね。
バス到着。
バスのドアは開き、人は中に入っていくも列の動きが鈍い。
見てみると乗り込む子供たちにスペースを開ける大人たち。
あれっ?これってもしやこの並び、陣馬高原下行以外の方たちもお並びですか?
昨年、紅葉の季節の中、平日訪れた高尾山。
その賑わいと混み合いに度肝をぬかし、今にもここから逃げ出しと感じた時、高尾山頂上で見つけた1つの地図。
初めて陣馬山とのコースに出会う。
今すぐこちらにコースに移動しようかな?と思っていたものの所要時間が6時間とあり、断念。
次行くことを胸に、早々に稲荷山コースで下山した。
4月20日5か月強の滞在を終えて、ニュージーランドから帰国。
ニュージーランドでも沢山のハイキングコースを楽しんだ。
なんだかこっちから見たほうが渡りやすそうにもみえるぞ。
今回もミーアが先にチャレンジ。
当初、私が渡ろうと予定していた窪みの中にある泥の塊にワンステップしてから渡る作戦をミーアが実行。
しかしそこから次のステップにつながる足場が見つからず、さらにこの塊、
あまりにも柔らかすぎて足をつくと沈んでしまい決して、ワンステップの休憩所にはならず、すぐさま上に戻ってきて要別案。
そこでミーアは前回と同じ場所にある岩部分を利用してジャンプして渡ることに成功。
一人脱出。
「道の途中で前から来た人から、この人たち引き返していると思われるのが嫌だ。」
「そんなこと考えているの?」
「うん。」
私には全く発想のない言葉に半ばあきれる。
他人の目などどうでもいい。
そんなことより大切なことは自分の選択に誇りを持つこと、もしここで何か思うなら、私は他人より自分の目標が達成できないことのほうが気になるよ。