息切れが続く、どこまでもぉ~。
荷物は重たく、つい足がもたれるけど、木の根道いくらでもコケられるから自分に喝っ!
「この後で16km歩くと思うとどう?」
ミーアが訪ねてきた。
それは昨日の私たちのプラン。
次のハットをスキップし残りの16kmコースを進んでしまう。
地図上の3時間では全然OKと思っていても、実際歩くと気づくもんだ。
まぁ昨日よりはマシとしても。
「歩きたくない。」
本音な私。
やっぱりグレートウォークDOCお勧めコースにはそれなりの理由があるんだね。
楽しいことも、辛いこともいつかは終わる。
景色というご褒美をいただきながら、辛い岩場滑り道を下り終えた。
ここでも川が乾いている。
うーんっ。
オチュレレハットも水が少なかったし、初日から乾いた川をいくつも目にしてきた。
本当、今年はヒートウェーブもあり水の恵みが少ないんだな。
昨夜のミーティングで周辺の川は全て干上がっているといっていた。
それを目にする。
ただただハイキングを思い、快晴を期待してしまうも晴れが続けばと単に願っている場合ではないよね。
2月11日 朝7時、自然と目が覚める。
しかし物音がしないのでそのまま寝続けた。
二度寝後、体は既に起きてトイレを催す。
仕方なく外に出るともう1つの寝室の人たちは既に皆起きていた。
雲に隠れているけれど素晴らしい。
昨日とは違い、朝からしっかりと日を感じられる。
目覚めたのは人間だけじゃない。
互いに見張りは付けていたものの、幸い誰も来なかった。
心も体もきれいさっぱりしたところでハットへ戻る。
やっぱり怖いな、この道戻るの。
奥にちょんと見えるのがハット、道なんてないように見えるでしょ。
それくらい細くて、わかりづらいのよ。
さぁてハットについたらまずやるべきこと、寝床取り。
キッチン、ダイニング部屋にも2段寝床がみっちりと並んでいる。
でも誰もこの場所に荷物を置いていない。
少なくとも人はいるのにと首をかしげると、やっぱり。別にドアが2つあり。
1つのドアを開けるとすでに数個の荷物。
もう1つのドアを開けたらオランダの彼女しかいなかった。
一段目に4つのシート、上段には3つのシート。
「隣においでよ。」彼女にそう言われたけど、こんなにスペースがある中、あえて隣に寝る必要はない。
さらに端のベットはシートが小さく寝床が狭い。
もしかしたら上段でミーアと二人で寝れば隣の狭い場所に誰も来ないかもとそこを利用することに。
「今日はミーアの隣で寝たい。」
ほらっ。
願い叶ったでしょ、得意気な私。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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