SenaCos(私が以前、経営していた天然石屋)では長きにわたりヒマラヤ水晶を取り扱っています。
ヒマラヤ水晶が持つ独特のエネルギーを体験したく、自らネパールに石の仕入れに行ってまいりました。
久々の東南アジアだったのでいろいろとびっくりしたことも多かったですが、若い頃はアジアばっかり回っていたので2日もするとアジア独特の風習を楽しむことができました。
お陰さまで新しい石、ルートも見つけることが出来、また改めてヒマラヤ山脈のでかさを知り、さらに私自身において沢山の気づきもいただくことが出来ました。
ブログを通してちょっとずつお伝えしていきたいと思います。
最初はネパールではなく、メキシコに行く予定でした。
それがあれよあれよと気が付いたらネパールに・・・。
今思えば、ネパールに行かされた気がします。
アクロコリント頂上での自らの選択は毎日瞑想する必要があったことを再び改めてよく理解できた瞬間でした。
そして私は何度も何度も頂上を見返り、そのたびに初めて見たようなときめきを忘れずに降りました。
頂上が見えなくなれば側面に広がる遺跡と草原を見ながら心の中でずっとナウシカ・レクイエムを流していたのです。
そしてお父さんに見えるところまで行くとなんとお父さんはずっとこっちを見ていてくれたのです。
私の姿を見つけた瞬間、立ち上がり、大きく手を振ってくれました。
私は山ではよく滑るので気をつけながら、目に見えないエネルギーの導きと、現実の愛すべき両親と夫に見守られながら一人で頂上を目指しました。
「ラン、ランララ、ランランラン」
心の中から音楽が聞こえたきたのです。
宮崎駿監督、風の谷のナウシカのナウシカ・レクイエム。
私はナウシカで見た映像から得た感情をここで感じ、アクロコリントこの地で自分は愛されて過ごしていたことを一気に記憶として呼び起こしたのでした。
アクロコリントは古代から19世紀まで利用されており、現在残っている城壁は1500年代(確か)ほどに作成されたもの。
掲示されている内容を見ても古代ギリシャからしてみれば近代に近いものばかりの説明だったので、なんだか自分との繋がりをあまり見出せない気がしてちょっと落胆していました。
しかし入口すぐから見えた景色は絶景そのもの
高校生の時はうまかったテニス。
ちょっと勝っちゃうんじゃないの?
なーんて、淡い期待を抱いておりましたが・・・
なんなのっ。ミーアうまい。
ミーアが高校生の頃、バドミントンをやっていて市でも強かったことは聞いていました。
でもテニスまで?
私は力加減を忘れているようで、すぐにラインからオーバーする。
それを修正するのに時間がかかっているのに、ミーアはそんな私を相手に回転をかけてくる。
ミケーネからコリント(コリントス)までは車で1時間ほど。さほど遠くない場所にあります。
ただコリントは古代コリントと現コリントがちょっと離れた場所にあるので、高速を降り違えたらそれは大変なことになっていたのかもしれません。
ありがとう・・・ドライバーミーア、そしてナビ担当ミーアパパ。
当然、私が行きたいのは古代コリント。
ミケーネはギリシャの中でも異文化感を思いっきり発しています。
なんぜ古代ギリシャ以前の文明。
使用している石が灰色がかっています。
他の遺跡はマーブルや大理石ベースなので白色や薄茶が主流。
全体の色合いが異なると第一印象が大きく異なります。
アプロディーテでに改めて尊敬の念を思い出させてくれたレフカダを後にし、私達は再び長い移動に入り、ナフプリオを目指します。
ナフプリオへは本土から半島へと移動した逆の海側にあります。
私達は日程の都合上、ヒドラへはアテネより向かいましたがここから向かえばフェリーで30分ほどで行けます。
ナフプリオンへの道のりは遠い。
9時ごろレフカダを出て、確か着いたときは既に15時を回っていました。