高尾山周回コース |
登山日:2017年11月19日
エリア:東京都八王子市高尾町
コース:ケーブル乗り場-6号路-山頂-稲荷山コース-ケーブル乗り場
所要時間及び距離:3.5時間、7.3km
ウェブサイト:https://www.takaotozan.co.jp/
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2週間前に訪れた丹沢大山での紅葉が忘れられず、混雑を気にしつつも高尾山行きを決定しました。11月とは思わえぬ寒さに身を震わせながらも出発。新宿から特急を利用し1時間弱で高尾山口駅へ。車両は人が少なかったにも関わらず駅に到着するとどこかのテーマパークかと思うほどの想定外の混雑ぶりにただただ呆然。これなら別のコースに行けばよかったかなとちょっぴり後悔までよぎってしまいました。駅トイレは非常に混みあっていたので、近くの駐車場のトイレに行ってみたらガラガラでした。
駅の観光案内所で地図をゲットし、山へと出発です。人とお店の多さから自分がどこに行くのか見失ってしまいそうになりながらも、焼き団子を見つけてご満悦。おいしくいただきました。人の波に導かれケーブル乗り場へと到着。すでにここには見事な紅葉。来てよかったと実感です。最初は1号路、復路で6号か稲荷コースの利用を考えていましたが、1号路のコンクリ道に疑問を持ち、往路6号、下り稲荷コースへと変更です。
ケーブル乗り場にはすごい列。その脇を取って6号に向かうと上り専用になっていました。砂利道を進んでいると後ろから人が。人が過ぎるのを待っているとまた後ろからどんどん人が来て、キリがないことを知り、自分たちのその流れに加わります。川沿いの細い道を譲り合いながら進んでいると琵琶滝看板が。行ってみると趣のある社があり、小さな滝ではあるが心落ち着かせてくれる御利益を感じました。
道は木の根道へと変化。大名行列のようなハイキングの中に響き渡るしゃべり声に心の穏やかさを奪われそうになりながらも、可能な限り自然との対話を楽しみます。休憩する人を抜き、スペースを確保し、人の声がなくなると聞こえてくるのは鳥の声。カラフルなハイキング服が目から離れれば森の美しさはさらに際立ち、短いながらも自然との対話時間を楽しめます。
橋を渡り川を超え、川の石段コース、とても美しい場所です。平坦道の後は長く続く階段道。終わった思ったらまた階段、進んでも進んでも終わりが見えてこない道を息を上げながら前進前進。5号路とぶつかった場所の広場で軽食休憩。携帯コンロでホットコーヒーを作り、暖を取ります。5号路から山頂へと行く道はケーブルカー利用客と道を同じとするためアトラクションへと続く道のよう。どんどん気力が奪われます。待ちに待った頂上もお店が多く、そこら中に人、人、人。紅葉時期の高尾山を全く舐めておりました。
それでも視線を上にすれば見事な赤い紅葉、遠くには美しい紅葉の森。美しいものを見たい気持ちは皆一緒です。頂上をウロチョロしていると地図で高尾山~陣馬山コースを発見。次回の楽しみを見つけました。十分、紅葉を楽しんだ後は稲荷山コースで下山です。沢山の階段を下りつつも6号とは違う風景を楽しみます。道は土道へと変化し、6号路よりも歩きやすさを感じました。展望台のあずま屋に立ち寄ると森と町の印象的な景色が広がっています。
お稲荷さんをみつけてご挨拶し、階段をどんどん下るとケーブル乗り場が見えてきました。午後1時、ケーブル乗り場の列は朝よりもすごいことになっています。椅子でおにぎり休憩を済ませ、自然の中にいたのか、人の中にいたのかよくわらかない疲れを感じ、駅に隣接する温泉へ。しかしオンシーズンの値上がりと山での混みあいを考えて、今日はスルーさせてもらうことに。13時40分過ぎの特急に乗り帰路へと就くのでした。
高尾山がメジャーな山であることは理解していましたが、紅葉時期のこの混みようは全くの予想外でした。自然の中にいるよりも人混みの中にいると感じることが多く、私たちが望むハイキングとは異なるものとなってしまいお勧めはしにくいです。ただ紅葉は非常に美しいのです。様々な道が用意されているので初心者でも楽しめる山です。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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