川沿いフリーキャンプ場は通り過ぎた橋の下にあった。
橋から川に飛び込む子供たち、テントを張っている人たち、そこには多くの人がいる。
しかしお目当てとなる水入れ場が見つからない。
車を止めて周辺歩いてみるもそれは同じ。
歩いている人がいるから「水入れ場聞いてみなよ。」と促すも「聞かない。」と。
「なぜ聞かないの?」
「怪しそう。」
適当な空き地を発見。
道沿いの草木に覆われたスペース、ここなら車が隠れ平地だったのでミーアはここを指定。
しかし、車を停車するとスズメバチが周辺を飛んでいることに気づく。
数は増え、彼らは威嚇体制。
「こんなにスズメバチが多い場所に泊ったことある?」
とりあえず我が山男に聞いてみるが曖昧返事。
運転に疲れたミーアはここでの宿泊を提案してくるが、私はOKと言いつつも不安がぬぐい切れない。
その様子を見てミーアから確認の一言。
山道を長く走ることを考えたらタイヤ変えておいて良かった。
こんな車通りが少なく、道が狭いところで何かあったら最悪だもの。
ミーア、運転大変だろうな。
細い山道、一車線のような対面道路だし。