ミーアはもう一度ライトを消す。
「静かにして。上を見て。」と言われる。
恐怖でも隊長の指示に従い、上を見れば・・・あっ青ボタル。
ワイカトケイブで満天の星のように見られた青ボタルが点々と光を発している。
びっくりしたぁ。
ミーアの周辺を見られる余裕のお陰で気づけた喜び。
なんだぁ、お金払わなくとも見られるんだぁ。
確かに看板に何か洞窟の中を入って青ボタルみたいな文字を見た気がした。
いやぁー混み合っているなぁ。
ミーアのラッキー運あり、パーキングはゲット。
友人の勧めで初めて訪れた場所。
こんな山奥にこんなに人が・・・みんなはどうやってここを見つけたんだろう。
曇り空の中、外へ出てみる。
「あれじゃコインランドリーの営業もダメになっちゃうよね。」
千鳥足のトンでる二人が居つくコインランドリー、急を要していない人たち以外誰が使いたいと思うことだろうか。
「うん、全然ダメ。」
ハミルトンってこんな感じだったけ?
数分で目的のパッキンセイブ。
まずは洗濯物を畳んで、お店に向かう。
やっぱりここの雰囲気もおかしく感じる、いつもとは違う。