3日目:
昨日、ちょっと風邪気味っぽい症状が出たこともありうまく眠れず、翌日は7時起床。温度は12.6度と寒さを感じます。3月のニュージーランドは昼と朝晩の温度差が激しく秋の訪れを感じます。
今日は待ちに待ったワイトモウォームケイブスに行く日。朝からルンルンだった私は出発準備におけるミーアの対応にキレて一気にイラつきモードへ。オトロハンガの町を過ぎ、しばらくすれば再びの牧場景色。ワイトモ周辺になると至る所にワイトモケイブにまつわる案内板が登場に町おこしの力の入れようが伝わってきます。
私たちが今回訪れるのは船を利用した見学。他にも洞窟内でのラフティングやキャニオリングも楽しめるみたいですが、料金も高め。近くのIsiteで各チケットを購入することが出来ます。11時半に到着して12時半のツアーに参加が出来ました。
車に戻り道を進むと出てきたワイトモウォームケイブス。まるで美術館を思わせるモダン建築。儲かりっぷりが伝わってきます。混み合う駐車場に飛び交う様々な言語。人混みを避けながら生きている私たちはこの雰囲気にぎこちならを感じるのでした。
建物の中に入ってもその現代的なイメージは壊されることのないおしゃれ感。しばし自分たちの番が回ってくるまで入り口で待ちます。気づけば40人ほどの人が集まり、ガイドさん一人に誘導され、洞窟の中へ。
洞窟の中は温度がぐっと下がり、真っ暗な中、階段を下りていきます。まずは鍾乳洞の見学。ガイドさんの「この岩は名に見えますか?」という問いに対し、「トカゲ」などと答えいるさまはまるで修学旅行。なんだか変なグループ感が生まれます。
その後、他のツアーグループと遭遇しながら洞窟内の広いスペースへ。指示で数段の階段を降りたところからたーくさんの青蛍を見ることが出来て感動。無数の青い点は非常に神秘的な様相を作り出してくれています。しかしひとたびそこに光を当てると神秘的な青い光とは対照的な粘着液がたくさん垂れ下がっている見たくない絵を一気に目にします。現実は知らないほうがいいこともある。
後、場所を移動して船に乗るために洞窟内で待ちます。結構な時間が経過し、やっと船での見学へと移ります。船に乗っている間は皆静かに周辺を見渡します。ゆっくり進む船は洞窟内の大きな空洞へと私たちをいざない、そこで見えた青蛍が作り出す未知の世界。青天っ、この美しさはやっぱり人生の中で一度は見たほうがいい。高いお金を払う価値があるというものです。首が痛くなるまでその世界を楽しんだ後、視界は開け船は出口へ。それは良い経験をさせてもらいました。
洞窟内で沢山下った分、沢山の階段を上ります。施設内のレストランはやっぱり高めなので、ランチはキャンパー内で自炊サンドイッチをいただくことに。お土産屋さんで見た青蛍グッズ。その必要性に疑問を覚えます。トイレ利用のためにI siteに再び訪れるとこの周辺にはケイブ以外にもいろいろな自然と戯れる場所があるようで、次回の楽しみも増えました。またマオリの船や石のオブジェがあり、また目の前には大きなフィールド。ここで一休みしながら今日の宿泊場所を決めます。
今日、ミーアは民間の有料キャンプ場ではなくフリーキャンプ場を利用したいとのこと。確かに毎回ホリデーパークを利用しているとその分、金額がかさんでしまいます。しかし以前フリーキャンプ場を利用した時に最悪な思いをしただけに気が引けた私でしたが、いくつかの条件付きで承諾することに。
洞窟での暗かった時間を終えて、晴天ドライブを楽しみます。Googleナビに助けられ到着したが今日の宿泊場所。
すごい木々に囲まれた自然公園といった感じ。他のキャンパーを見つけたので、少しスペースを空けて隣に止めさせてもらいます。ミーアがここを選んだ理由はキャンプ場検索サイトでの評価が高ったからとのこと。それが伝わってくる景色。周りは山に囲まれていますが、駐車場には十分な広さがあるので閉鎖的には感じられません。近くには川が流れ、沿って歩くとどうやら橋の向こうからハイキングが楽しめるとのこと。
今日はkiwiハウス側の公園でのハイキングを検討していましたが、ケイブ観光への時間が割かれることもあり、取りやめていました。ハイキング好きな私たち、このチャンスは逃さない。明日、思う存分このコースを楽しむことにしましょう。夜、私たちの周辺には類友ばかりにキャンパーが集まり別の場所でテントの人たちは楽しんでいました。
4日目:
昨日に引き続き起きると朝が寒い。12.1度。夜、私が心配していたような騒ぎが思ることもなく、安全に夜を過ごせました。これならフリーキャンプ場使えるかも。チェックアウトを気にしなくてよいので朝は各々時間の時間を楽しみ、10時半一緒にストレッチを楽しんだ後、早めの昼食を済ませてハイキングスタートです。
橋を渡ると一気に森の中。別のカップルと歩みが重なり、距離を空けるために待つことに。多くの人が利用しているわけではないので、折角なら自分たちの時間を楽しみたい。朝露残る滑りやすい道を気を付けながら登っていきます。独特の景色を見せてくれる森に目の錯覚を感じながらも豊かな自然の世界を楽しみます。
川の流れのような小さな滝を見つけて、もっともっと登っていきます。すると風景に変化が起きて森の中から草原の景色へ。さっきまでは木陰のある涼しい世界、ここは日当たり十分の熱い世界。苦手な吊り橋を渡って先に進むと、ここからまた別のコースへも行けるようです。しかし準備不足な私たちはショートコースへと戻り、周回コース折り返し地点を迎え、森の中へと戻っていきます。
再びの木陰の恩恵を受けて道をゆっくりと下り、川沿いを歩いていくと最初の駐車場に戻ってきて、ハイキング終了です。短いコースながらも様々な景色を楽しむことが出来ました。さぁそろそろ移動の時間、今日はフリーキャンプ場を利用したので、シャワーが浴びられませんでした。キャンパーにもシャワーはついているのですが、ミーアの意見もあり利用は控えていました。なので今日は民間のホリデーパークを利用することにします。
ニュープリマスに向けて南下を続け、途中、ピオピオというなんとも可愛らしい名前の町で好物のベリーたちをゲット。地元の味をおいしくいただきます。
車を勧めて見える牧場景色、やはりきちんと整備されていて、昔からの姿がそのまま伝わっているみたい。なんだか酪農という仕事に誇りを感じていることが伝わってくるようです。今日は、マカウのパークを利用することに。
海沿いのキャンプ場で、目的としているタラナキ山が見えてきました。海沿いに見えるその姿はまるで日本絵画。偽富士と言われるのも納得です。
パークは施設も整い、ニュープリマスの町から近いこともあってか賑わいを見せていました。目の前の海は粒子の細かい黒い砂。水にぬれて光に反射した姿はそれは見事でした。
夕方、濡れたタオルを干すために天幕を利用としたところ、開かないことに気づきます。どうやら壊れてしまったみたい。オークランドに帰るまで直す手立てはありません。
夜はパスタをおいしくいただき、海に沈む太陽を眺めながらちょっぴりロマンチストな気分。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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