予定も変わりいろいろと頭を使かった結果、腹が減った。
時間を見れば昼前。
ミーアの意見は目的の公園に到着してからランチ。
でもお腹空いちゃったよ。
チートーズ食べたいなぁ、でも今食べ始めると昼食食べる前にお腹が中途半端な状態になっちゃうかも。
「よしっ、食べずに待つ。」
声を出しての決断。
数分後、手にはチーゾーズ。
やはり夜遅くに食事をするのは私たちのスタイルには合わない。
お腹が一杯で眠りは浅く、さらにキャンパー側には牛さんたち。
夜行性なのか、見知らぬ車が傍にいるのが気に食わないのかベルの音が車内にまで聞こえてくる。
太陽の存在を感じた時、既に誰かが作業をしている音が聞こえてきた。
確かAは早く出かけると言っていたっけ。
設定目覚ましは7時半、それまでは起きまいと心に決める。
自給自足に興味がある私達。
今は一番の趣味である合気道のために都会に住んでいるけど、犬とカメを飼って、小さな農場と農園を持ちながらの生活にも憧れている。
不動産管理の仕事は今では奥さんだけの仕事。
彼はまず蜂蜜販売を成功させたい、それを行いながら牛の数を増やしていく。
まだ牛の数は少ない。
お腹もいっぱい、次はダンプステーション。
タウポのダンプステーションは町からすぐの公園の中にある、出発。
到着すると1台のミニバンが利用中。邪魔にならない場所で待っていると彼もこちらに気づく。
私は車に乗るとびっくりされるくらい話さなくなる。
友人などとの盛り上がりタイムは別として、静寂が許されるなら私は景色を見ながら、刺激を受けたり、自分の心と会話をしているのが至福の時だ。
ミーアも話をするよりも運転に集中するか、その時間を頭や心の整理に使う方が好きなので、二人の相性はいい。
昨日の瞑想を思い出しながら、目の前に与えられている風景にも自然の感謝の念が湧く。
道があること、牧場と森が自然の景色を与えてくれること、この時間を与えてもらっているこの場所だって沢山の時間と人とエネルギーの流れで出来上がっているんだから。