ちょっとした野暮用を済ませてコースに向かう。
最初にここだと思って止まった海沿いの駐車場。
ポフツカワと呼ばれるニュージーランドのクリスマスツリーの木に座りアジア人カップル撮影会。
そういえばこういうの流行っているって日本のテレビで見たっけか。
彼女のポージングは見るに恥ずかしさを覚えてしまうほど。
見てほしいのか私たちが見ているのを知ると彼女はさらにご満悦な表情。
もっと見て、もっと見てと言わんばかり私たちのためにポーズを変えているといっても過言ではない。
将来に残る可能性の高い写真、私にとって過去の恥になるべくものだけど、人によっては異なるのだろう。
2017年12月1日-2018年4月19日、第二の故郷ニュージーランドでの滞在。
今年は思わぬ安いチケットを見つけてゲットのために期間調整、だからいつもよりちょっと長く。
カンタス航空で19時半まずはブリズベンへ。
あと500mほどで下山というタイミングで一人の女性に声をかけられた。
「この道険しいですか?」
うーんと今までの道を回想して返答。
「はい、険しいと思いますよ。」
地図の健脚度チェックを見ても☆一番多かったし。
「えーっ。」
なんだかいろんな意味でドキドキする。
十数年前にミーアと訪れた時、高尾山はこんな感じと混んでいたイメージをなんとも思わなったけど、時間が経ち山に行く回数が年々増えている今、山頂にこんなにも人が溢れていると思うと恐怖さえ感じちゃう。
スティックを取り出し、長さ調整。
それにしても今日は本当に寒いなぁ、ついついスティックを持っていない手はポケットの中へ。
とりあえず暖を取ろうと持ってきたネパール製ウール帽子を被る、やっぱり暖かい。
ミーアは小ちい頃、学校で暖を取りたければ頭を温めることとうるさく習ってきたらしい。
だからミーアは私にうるさく教える、その甲斐あってこの方法で何度助けられたことだろう。
今回だって同様、頭から首元を温めることで全身が暖を取り戻す・・・がやっぱり手の末端は冷たい、今度は手袋持ってこよう。
1号のコンクリ道とは違う土砂利道ルート。