7時半、目覚ましがなる。
当然、まだ眠い。やっと浅い眠りの日々から抜けられたと思えば昨夜の出来事。
朝起きてまずはキャンパーを道に移動、駐車場は建物を周回し、入り口と出口が別。
その途中でキャンパーがあったら邪魔だよね。
なので目の前の公共駐車スペースを利用。
一仕事を終えて、道場に向かうと仲良くなった人から一言。
「昨日はよく眠れた?」
そこで事情を話す、「oh...」と返事が返ってくる。
私たちが眠りに就く時、まだバーがライブをやっていたのは知っている。
音が十分聞こえてきたからね。
しかし夜中12時ごろ、遠くで聞こえていた音楽が近くなり若者の声がする。
あれっ、おかしい。
目が覚めて外を覗くと私たちが停車しているWOWミュージーアムに3台の別の車が。
そして若者がボンネットに座りビールを飲んでいる。
バーのほうに目をやればネオンは消えて、車も減っている。
あー、音楽は彼らの車から発せられているんだ。
学びを覚えているのは朝だけ、合気道終わりの夜になると怠けてまた楽する爆食。
それに加わり思いもよらない寒さ、だから再びの浅い眠り。
朝7時半起きるとまだ眠い、、、相当眠い。
今日の稽古は9時から。
それだけ思えばもう少し寝られるけどちょっと仕事をしてから向かいたいので、ここは頑張って布団からでる。
8時40分に出発して道場へ。
午前中、道場は柔道の人たちが利用するので私たちは近くの公園へ。
剣と杖の稽古、いつもは本格的にこんなに練習しないのでありがたい。
リッチモンドに到着語、まずはダンプステーション。
水を調達して、シャワーを浴びて、また入れ替える予定。
ネルソンのダンプステーションでは水を汲めないので仕方がない。
ただここは周辺では唯一水が入れ替えられる場所にも関わらず水の水圧が弱く、時間がかかる。
私たちが水を入れていると他のキャンパーが並びだす、早くしたくともこればかりは仕方がない。
すると彼が降りてきて、利用している水入れの下にある蛇口の方が勢いがあることを教えてくれた。
私たちはその口に合うジョイントを持っておらず、彼が貸してくれた、ありがとう。
今日も眠りが浅い、やはり食べてすぐ寝る生活、食生活の乱れが生活の乱れに繋がっている気がする。
ネルソンのMITRE10は街のちょっとした外れにあり、駐車場も広いせいか静かだった。
しかしモチュエカは町のど真ん中にあり、街灯もサンサンと照らしている。
だからか夜になっても大声で話す人の声が聞こえてくる。
まぁ、町中だからしょうがないか。
自分がいつまでも気にしていると事は変わらず、永遠に終わらない気分になってしまう。
しかし気にせずいつかは終わると思いを変えると思っている以上に早く収まる。
オークランドの道場でネルソンに行くというと近くのモチュエカ道場も勧められ、それならばと行くことに。
こちらも既に事前連絡済み。
ご厚意で参加させてもらうので、やはり事前連絡は必須。
ネルソンからモチュエカは車で1時間ほど、相変わらず景色は美しく、しかし強風にあおられながらゆっくり進む。
ここ数年夕食は18時、夜稽古があるときは17時に軽い食時、帰ってきてからフルーツなどの軽食が習慣。
しかしこの旅行が始まってから友人宅での遅いディナーや軽食なしで稽古に参加して夜の爆食。
これ、いいはずがない。
寝れずじまいの中ミッドナイト1時50分、トイレへと夜起きてみるとなんだか風が強いぞ。
雨も降り始めて天上の窓も閉めることに。
その後も風も雨音も強くなる、そういえば今日は雨って天気予報に書いてあったけ?
寝れずにぼーっとしている頭は軽く思う。
ナビの到着予定時間は少しずつずれて遅れる。
私は内心焦るもののミーアは落ち着きを持っているので自分の焦りを彼に押し付けないように心でひた隠し。
するとやっと海が見えてきた。
ネルソンの町へ到着した後は道場へと向かうだけ。