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タカカーコリングウッド(14日目-②)

072.JPG2月7日(14日目)②:

オレンジの旗が見えてきた。5kmコースの折り返し地点。10kmコースはもっと先に行け、また望めばもっと先まで歩いていけるのだろう。しかし時間に制限がある私たちはここで折り返す。

湿気った砂地は歩きにくいが、プケコにとっては絶好の子育て場。タイヤの跡が見えツアーバスが利用する道だと知る。

帰り道は砂地に草地の車道道。それを超えるとフェアウェルスピット反対側のビーチに到着。流木も多く、ビーチはうねり景色がある。よく見かけるニュージーランドビーチ、逆側とは全く異なる印象。駐車場へとハイキングシューズを脱ぎ、裸足で歩く。

 

073.JPG幅の狭い砂浜にはサンドフライが多くいるが、まだ日中で温度が高いせいか刺してこようとはしない。快晴に恵まれた今日、また素敵なコースを体験してしまった。午後4時過ぎ、駐車場に戻ってきた。

紹介された素敵なビーチ、ファラナキビーチはここから近い。側にホリデーパークがあり一人$18、さらにパワーサイト利用なら+5ドル。ここに泊まり、朝、ビーチを見に行くのも悪くないだろう。今までフリーキャンプ場を利用した分、必要な時に支払うことは大切だ。

ファラナキビーチへと向かう途中、柵のない牧場から車道に出てくる自由な羊に気を付けて道を進む。

 

 

 

 

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橋の上以外、相変わらずの砂利道ロード、極地へ行けばそこでしか見られない美しい光景に出会えるのだけれど、それだけに道は雑なことが多い。今日もありがとう、運転手ミーア。

砂埃を上げながらどんどん奥へと進んでいく。どんな最果ての地でも羊はいるもんだ。長い砂利道走行の末、たどり着いたファラナキビーチ。

駐車場自体は整備されてて良いが、ここは宿泊禁止。すぐそばにホリデーパークがあるが、狭くてヒッピー的な匂いが漂う。パークの利用者と思われる若者の横柄な態度に「あの子たちもホリデーパークに泊っているのかな?」「oh yeah」とミーア。

なんだか使いたくないぞ、ホリデーパーク。

 

075.JPG狭き場所に詰め込まれれ、さらにマナーが悪いにも関わらず有料とは私たちが望む宿泊施設ではない。

二人で話し合いがもたれ、翌朝訪れる予定だったビーチを今、楽しみ、コリングウッドに戻る途中にあるフリーキャンプ場を利用することに。ちなみになぜだかここの駐車場には孔雀がいる。

標識によればビーチまで1㎞。再び牧場丘の上り坂を進み始める。既に2回のハイキングで足は疲れ気味。時間は既に5時。戻ってくる人に向かうから会うものの後ろから来る人の姿は見えず、ちょっと心配になる私と、人が少ないと喜ぶミーア、性格の差。

 

 

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ビーチに向かう牧場景色も捨てたものじゃない。緑広がる、これはこれで楽しい風景。

警告板が目に入る。アシカに近づくルール。合気道仲間もここではアシカに会えると教えてくれていた。期待に胸が膨らむ。

砂地へと変わり視界も開ける。固めだった道は足が沈み歩きにくくなる。それと共に見えたビーチの姿、わぁっ美しい。帰りの上りで足を取られながら進むことを若干心配しながら目の前の景色につられ、前進する。

美しさに気持ちがパッと明るくなる。遠くまで続く砂浜、平らではなく砂漠のように盛り上がりを見せている。そして海、岩のオブジェと水辺に反射する空が私を魅了する。

 

 

 

 

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南島北方の景色に再び酔いしれる。なんて素敵なエリアなんだ。どんどん好きになる。

引き潮で砂浜は広い、人はまだ数人おり、水着を着ている姿も見られる。長い浜辺を歩くも見つけられないアシカの姿。しかしちょっとした洞窟を発見、そこに数人の人影が。

もしやと思い向かってみると、いたっ。アシカちゃん。昼寝中で動く気配はなかったけど会えたことに感激。野生に出会えて喜びにはしゃぐ二人。

時間は既に6時近い。看板の夕焼けにも興味をそそられたが、夏のニュージーランドは日が暮れるのが遅い。後2時間待ってからフリーキャンプ場に移動だと余裕がない。夕日は次回の楽しみに残しておこう。

 

 

078.JPGまだ家族連れやカップル、また大きな荷物を持った人がビーチに現れる。彼らは夕日狙い、また宿泊狙いなのだろう。確かに駐車場は宿泊禁止だがビーチにはその看板はない。

既に足はガクガク、出来ることなら行きたくない砂地の上り道。登っては足が沈み下へと落ちる。労力30%増し。牧場が見え始め、どうにか地面が硬さを増し、安堵し、駐車場へと無事戻る。

フリーキャンプ場の利用を考えていたけど、ミーアはPOP(Park Over Property:民間の敷地内でNZMCAメンバーの利用が認められているグラウンド)を見つけ、評価が良かったらしくこちらへ向かうことへ。ここから結構離れているが運転手が決めたこととなれば文句なし。

 

 

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平地の牧場をどんどん戻りPOP看板を発見、私有地でも道路は長く先へ進むとパーク許可エリアが見えてきた。牧場の道路脇草地。

Fernbrae Farms Ltd

広い場所ではないければ幸い利用者は私たちのみ。国道から奥まった私有地道路脇なので安心感も強い。駐車していると無数の虫が外に飛んでいる。車内に入ってきた数匹は全て去っていただき、安全は車内空間を守る。

今日は砂利道を多く走ったので車内も後部に備え付けてある食器引き出しも砂まみれ。部屋と食器を洗い、自分たちもシャワーでクリーン。

ウィンナー、トウモロコシ、キャベツで夕食。疲れ果て10時には就寝。

 

 

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無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

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