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ケンブリッジーワイヒ(28日目)②

165.jpg2月21日(28日目)②:

跡地と共に説明看板も設置されていて、どう利用されていたのかも知ることができる。先に見えた長い橋は森のトンネルへと繋がっている。次第雨は止み、空も明るくなってきた。

ここから先、ながーいトンネル。鉱脈から採掘された功績を運ぶ列車の通り道だったようだ。オレンジ色の薄暗いライトはついているものの、中に入れば昼とは思えぬ暗さ。声も反響し、ちょっとした怖さを感じる。

急に後ろからまるで車が近づいてくるようなすさまじい音がして振り向くと自転車だった。びっくりするほどよく響く。

 

 

166.JPGトンネルと抜けると橋。橋からすぐの右へ曲がる細道を行き、渓谷脇ルートを進む。雨のせいか水は勢いがあり、色はライトグリーン。まるでアンティークグラスのような美しい色合い。

渓谷脇に設置されたハイキングコースは細く、川を挟んで向かいの車道も細い。道を下り川に近づく、流れる音が響き、不滅的な流れの美しさが深く胸に届く。

道は少しずつ幅を取り戻し、森の中へ。川の美しさから松の美しさへと目が映る。再び、強い川の流れを目にした後、歴史を感じさせる人工物が現れ、Rail Tunnel Loopコース終了。

道はWindows Walk loopコースへと繋がっている。


 

167.JPG

階段をずんずん登っていくとレールが出てくる。レールはずっと続き、ルックアウトポイントから川の景色が見られる。ただ木々が生い茂り見えにくいので行かなくとも損にはならないだろう。

本コースへと戻るとレールはどんどん伸び、貨物バケツはそのまま置いてある。レールを使って遊びながら前進するとトンネルが見えてきた。道脇には柵が出てきて気づけば高い場所にいる。

先には洞窟のような長いトンネル。設置ライトはなく暗い。ここで持参したライトを利用。気持ちは既に探検隊。

 

 

 

 

168.JPG洞窟のメイン通路自体暗いのに、山の奥へと続く別の穴がある。立ち入り禁止マークなどないので行ってみる。ライトは二人で1つしか持ってこなかったので、暗く恐怖が増す。

ライトを消すと、本当に真っ暗。足元には水たまりがあり、不意に触れるたびに音が響く。ミーアと薄暗いライトだけを頼りに進むと道が2つに別れる。

ミーアはライトを消し、「静かにして、上を見て」。指示に従い静かにしていると青ボタルが点々と見えてきた。


 

169.JPG周辺が暗く、静かになると青ボタルはライトを発する。そして暗さに目が慣れた私たちはその明かりを見つけることができる。ミーアはさらに奥まで行こうとするが私は暗所恐怖症が強くなり、ここから引き返してもらうことに。

洞窟の穴から漏れる太陽の光に喜びを感じた。メイン通路はさらに続く、一部漏れた光が届ない場所でも青ボタルを見ることができた。怖いという気持ちがあるとついつい前へ前へと急ぎたくなるけど、余裕を持てば新しい世界が広がっているものだ。

 

 

 

170.JPG洞窟にあるいくつかの展望台からは下に流れる大きな川の景色が見られる。通路は外へと繋がり、洞窟探検も終了。

長い階段を下り川岸ルートへ。道は再び細くなる。案内板には山に作られた多くのトンネル地図が載っている。なんとも細かくトンネルをつくなったものだ。

道はもっと先まで続き、4km先になにかポイントがあるらしい。自然に囲まれた静かな道は非常に魅力的だけど、既に4時を回っている今、コースを外れて探検とはいかない。次回、また戻ってこれるといいな。

道を戻り、逆岸へと橋を渡る。

 

 

 

 

171.JPG柵で守られた細い道を進む。気づけば空は晴れ渡り、雨の気配などどこにもない。siriを信じてよかった。

道沿いの岩は赤茶や黄緑の奇抜な色をしている。柵がなくなり道が太くなる。しばらく進むと入り口へと戻ってきた。行きはシトシト雨で分かった吊り橋。空が青いだけで雰囲気が異なる。

無料だとは思えないほどエンターテインメントにとんだ非常にお勧めのコース。時間は5時近い、そろそろ今日の停泊所を決めないと。ここの駐車場はトイレ設備もあり、清潔なのだが残念ながら宿泊禁止。

 

 

172.JPGネルソン事件以来、キャンプ場に敏感になっているミーアは一人6.5ドルで泊まれる民間ガーデンパーク駐車場を選んだ。森と牧場景色を抜けて、到着、Waterlily Gardens

木々生い茂る道を抜けた先に駐車場。車を止めて受付へと向かうと、剪定された美しいお庭が目を引く。カフェ兼オフィスにいる女性に停泊希望の胸を伝えると二人で10ドルと言われた。ちょっと得してラッキー。

 

 

173.JPG

Mt Bruce Pioneer Museum同様、価格はガーデン入園料で支払うことで停泊ができるようになる。今日は疲れたので、明日の朝、お邪魔させてもらおう。

牧場に面した平坦な場所に車を移動し、たっぷりお野菜で夕食。他に利用車はおらず、周辺には私たちと牛だけ。10時過ぎにはお布団へ。

 

 

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無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

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