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ポートチャールズ-タラル(32日目)

213.JPG2月25日(32日目):

寝る子は育つ、朝8時起床。今日も太陽はしっかりサンサン気持ちの良い朝。

二人ともここのベイが気に入ったので、出来ることならもう数泊したい。しかし残念ながら田舎も田舎。wifiが届かず、仕事ができない環境。さらに2月28日はオークランドに戻らなければならず、明日から私たちの大好きなミランダに行く予定。ここで得た素晴らしい経験、人々と動物に感謝し9時ごろストーニーベイを後にする。

しかしここからまた20㎞、砂利道。運転手頑張ってください。ハイキングマップだと砂利道の途中にパノラマポイントという文字を見つけて行こうと思ったが、入り口がわからずたどり着けなかった。

 

 

214.JPG幅が狭く、急な上り下りに不安を思えていたミーア。既に道の状態が分かったせいか少し余裕を持って運転。

隠れビーチエリアが見えてくれば、改めてその美しさに目を奪われる。行きで出会ったリードなしの犬に再会。平和で素敵な風景。

道はコンクリートへと変化し安堵したのもつかの間、再び砂利道。私は忘れていたが、ミーアの砂利道トラウマはしっかりと覚えていた。深い森の道を抜けると広大な牧場が売りに出ていた。ストーニーベイで素敵な体験をしただけに、つい興味がわいてしまう。

 

 

215.JPG「行きと同じ道は通りたくない。」変なこだわりを持つ運転手ミーアはコンクリートの便利な道を無視してマイナー砂利道をさらに選ぶ。よくわからないその頑なのおかげで、多彩な緑に囲まれた気持ちよいドライブを得ることができた。

そこで出会ったビーチに立ち寄ることに。駐車場からは海が見えず、芝生を抜けて進むとなんとゴールデン砂浜の美しいビーチに到着。透明な水に広い砂浜。砂の粒子は細かく、海に流れつく川には魚が泳いでいる。

日曜日にも関わらず人はまばら。なんて穴場なのかしら。魅力にあふれたコロマンデルがどんどん好きになっていく。

 

 

 

 

216.JPGビーチでの恍惚の後は現実に戻される砂利道ロード。飽きるほど進んだのち、やっとのコンクリ道にミーアも安堵。

ビーチ沿いのルックアウトポイントで一休み。近くでは男性一名、海に向けて椅子に座り居心地よく携帯電話で話中。なんて贅沢な使い方なのかしら。

すると終わったと思っていた砂利道は再び復活してしまった。コンクリ便利道を行けば2時間で到着予定だったものが3時間たってもまだ運転中。昼も過ぎ、お腹が減った。

森の中に見つけたルックアウトポイントでランチにしよう。とその前に、折角だから景色を見に行こう。荒く急な上りの先にはコロマンデル町側の海と反対側の海、両方楽しめる。

 

 

217.JPGついつい声が漏れる美しさ、自然の恵みで人は身も心も健康を与えられる気がする。

キャンパーに戻りサンドイッチを食べていると音楽バンバン犬連れカップルがやってきた。停車後もドア開けて音量そのまま、キャンパーにまで響き渡りうるさいっつーの。犬とじゃれ合いこっちを伺う。リア充見せつけか、バカか。こういう他人への配慮のなさは本当に嫌になる。

ミーアはミーアでiPhoneをいじくり、出発する気配なし。嫌気が差した自分、みんながわがままなら私も構わずやりたいことやったる。

 

 

218.JPG「ならいいやっ、みんながそんなに勝手なことやるなら私も自分の聞きたい音楽大音量で流す。ドライブシートの鍵貸して。」

私の本気を察したミーアは、即座に動き始め出発準備を始めた。さらに駐車場に4台のマウンテンモーターバイクが山道から颯爽と現れると、大音量犬遊び中車は、場所を取られたと思ったのかその場早々に立ち去った。

景色目当てじゃなくて迷惑行為だけしにきたのかあいつらは。「ランチ美味しかったよ。」と気を遣うミーアにもなんだか呆れてしまう。他人を気遣う日本人、本当に美しいモラルとマナーだと思う。

 

 

 

 

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急な下り坂をおぅぅと言いながら降りてしばらくするとコロマンデル町に到着。長時間砂利道ルートからやっと逃れたら解放感にばんざいっ。

ダンプステーションで水の入れ替え。トイレの水の入れ替えをしていると「ここの水は飲めるの?」とバンキャンパーの人が聞いてきた。

トイレ汚水捨て場の水は衛生上のこともあり飲み水には利用できない。しかし近くに飲料水組み場があるので、車を移動し、ホースを取り付け彼らに貸してあげた。ここは蛇口むき出しなため、タンクに直接汲むのは難しい。

助け合い、旅するうえで、生きていくうえで大切な心遣い。

 

 

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よしっ水の入れ替えも終わり、南下を続けよう。朝から運転しているミーアはもうそろそろ止まりたいようだけど、明日、ミランダへの移動も考えて、テムズの隣町ではいっておきたい。

テムズはここ周辺の大きな町でミランダの前に食材を買い付け、洗濯を済ませたい。なんせずっと洗っていないシーツ、いい加減、いろんな匂いがしてきている。

湾岸道路をひた走る。隣は崖で結構ガードレースのない細道に軽い恐怖心を覚える。3時半目的のフリーキャンプグラウンドTararu Beachfront North Reserveに到着。

ミーアはすぐにミーアペアレンツに連絡。ミランダ行きを決めた後、もしかしたら彼らも来たいかもと思い、誘うことに。

 

 

221.JPG

実はここはミーアママが教えてくれた素敵な温泉付きホリデーパークで以前、一緒にきて楽しんだ場所なのだ。しかしストーニーベイではネットが繋がらず、前日の今、やっと連絡ができるようになった。

瞑想し、内面の問題に再び向き合う。少しずつ、少しずつ自分を理解し、解放する。

夕食のパスタを食べた後、ママから一泊なら行けるという返答を得た。夜8時外に出ると美しい夕焼け。ここのフリーキャンプグラウンドは停泊できる場所が決まっており、9時半、既に満車。いろんな騒音が聞こえてきたものの、夜も深まれた眠りを害されることなく快眠へ。

 

 

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ニュージーランド旅行記30日目①2018-158

ニュージーランド旅行記30日目②2018-159

ニュージーランド旅行記30日目③2018-160

ニュージーランド旅行記30日目④2018-161

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無空真実

真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。

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