1月28日(4日目):
疲れているのに眠れない。キャンパー旅に出てからどうも熟睡ができない。
自然と目が覚めた8時半。夜、寝る位置についてひと悶着した私たちは互いの頭が逆方向で寝た。ミーアの足元に私の頭、私の足元にミーアの頭、朝起きてもまだこの体制。「これなら狭い場所でもうまく寝られるね。」とミーア。とんだ発見だ。
他のキャンパーのカーテンは閉まったまま、動きはなく、太陽もまだ刺さないグラウンド場。私の心配をよそにゆっくりを眠ることができた。午前中仕事をして、ランチ後12時に出発する予定。
1月25日(1日目):
11時過ぎにキャンパー備え付けのシャワーを浴びる。ミーアの希望もあり今まで使っていなかったけど、実際使ってみるとお湯も熱く、水圧もいい。下手なホリデーパークのシャワーより全然良いと高評価。今まで使っていなかったのがもったいないと感じられるほど。これならフリーキャンプ場続きでも全然問題ないね。
しかしシャワーと使うと聞こえてくるパンプ音がうるさいと調べ始めるミーア。既に12時半を過ぎ、予定が狂っている。私は予定通りに進みたい、気になることがあれば予定は次の次というミーア。かみ合わず、喧嘩になる。どうにかランチを食べて、とりあえず出発。
出発はしてみたものの明確な予定は決まっていない。まずは昨日教えてもらったパワーステーションに行ってみよう。
教えてもらった道を進むと看板が見えてきた。そして木々から顔を出す不気味な入り口を発見。パワーステーションの一部でも見られると思っていたけど、実際はドアが開かず、隙間から中を覗くと強い風と音を感じ、殺風景なコンクリ壁がひたすら見える。秘密の研究室のようでちょっと怖い。
観光スポットではなかったと理解し合い、早々に立ち去る。しかしパワーステーションに来るために渡る橋からは美しい川の流れを見ることができた。
森林公園を抜けてすぐトンガリロナショナルパークが見えてくる。旅の途中、よく見かける風景だけに懐かしさすら感じる。
平地から森へと入ると至る場所にハイキングコースの案内板が目に付く。こんなにあるなら帰りにでもどこか立ち寄りたいなぁ。
すると一部に低く濃い灰色をした雲が周辺を囲う、怪しい雰囲気。周辺の空は明るいだけに目立つ色。怪しい怪しいと思いながらも前方に見えていたルアペフ山周辺を通り過ぎ、今は後ろ見える。するとミーアが雷を見た。一瞬のうちに灰色の雲からスコールのような雨が降っている様子が見える。私も雷を何度か目にした。10分遅く運転していたら多分、あの局地の中にいたことだろう。
その後は再び晴天が続く。なんてお天気だ。
国立公園を通り過ぎ、やっとダンプステーションのある小さな町に到着。既に4時間以上運転している。そろそろ泊まる場所を決めないと。
ミーアがよさげな場所を見つけたので、汚水を捨て、さらに進む。以前も目にした白い絶壁が見えるエリアへと来る。私が予想していたのはフリーキャンプ場、しかし彼が到着したのはPutai Ngahere Reserve、DOCの有料キャンプ場。
DOCキャンプ場については以前から知っていたが、会員になるかどうか決めかねていた。彼は今回ここを利用してよいかどうか判断したかったらしい。しかしフリーキャンプ場を想像していた私は一人9ドルかかることにびっくり仰天。なんの説明のもなくここに来たことに憤慨し、喧嘩勃発。
さらにここで水だけでも補給しようとなったが、イラつくミーアは蛇口周辺泥まみれ状態で、タイヤが滑ることを理由に給水を拒否。
ただ喧嘩勃発だけしてここを退散。
車内では互いに怒鳴りあう最悪な状態。私はキャンパーマップから近くのフリーキャンプ場を見つけて、口論しながらも到着。
橋は狭く、グラウンドに出るまでの道も狭い、大型キャンパーは利用不可だろう。停められるのは砂利エリアのみで芝生には停車できない。それを悪く評価する人たちもいたが、私たちは平地なだけに全く問題なし。予定通り無料だし、まだ他の車がなかったこともあり端の木陰をゲット。
それにしても今日も暑い、窓全開、小さな天井に取り付けてある扇風機を回すものの車内はまだまだ暑い。小さなキャンパーはバッテリー容量は少ないため、後部部屋の冷房機はない。暑さを諦め、私は瞑想、ミーアは仕事。
5時半に瞑想を終え、夕食づくり。途中、スーパーで3ドルで購入できたアプリコットポーク。コーンとキャベツでおいしくいただく。
夜までに3台車は来たもののすべて普通車。やはり大型キャンパーはあの橋は渡れないのであろう。夜はストレッチ、杖・剣の練習を行い、10時に消灯。
夜中、トイレを起きた際に、夜空が気になり外に出てみると信じられないほどの満天の星。砂利道駐車場グラウンドなのにと驚くもそういえばここはトンガリロナショナルパークから近い森の中。
この喜びをミーアにもと思うが、昔から多く満天の星空を見てきたミーアは睡眠優先。その興奮のせいで私はまた浅い眠りを繰り返すことに。
ブログには旅のもっと詳しい状況を掲載しています。
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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