2月7日(14日目)①:
8時半起床。最近はぐっすりと眠れるようになってきた。南島には朝が寒く毛布を何枚か重ねて寝ている。真夏とは思えないな。
設置されたトイレから戻ってくると隣人に会い小話。どうやら彼女は窓を開けたまま寝たらしく蚊に刺されてしまったようだ。虫刺され薬のおすそ分け。彼女は私たちがこれから向かうコリングウッドから戻ってきたようで、洪水の影響などなかったことを教えてくれて、一安心。
互いの良い旅を祈りあい、別れを告げる。用件のみのあっさり会話、私たちにはちょうど良い。
Pupu Hydro Walkwayへと出発。ハイキング入り口の駐車場に停泊したので、車はそのまま。
入り口の案内板で歴史を学ぶ。橋の下に流れる透明度が美しいお水。幻想的な絵が橋の上から楽しめる。道には窪みが多く、若干の歩きにくさを感じつつもキノコを見つけてちょいとハッピー。
その後、「すごいなぁ」と感じる、急なボコボコ道を超え、アドベンチャーを楽しんだのち、なだらかで歩きやすい平地へと変化。道幅は狭く一人サイズ。急な上り道で結構登ってきたようで、入り口前の牧場が小さく見える。
昔、利用されていたものが水道管やコンクリの建物か道に並ぶ。さらに今も使われているようなまっすぐ下降するパイプ。上から見ると若干の恐怖を感じる。
手書きマップがなんとも温かみがあり素敵。その後、先ほどのパイプに流れ着くように水の流れがある。その脇の狭く設置された道を行く。
自然と共有した素敵な人工川だけど、気づけば川の水かさは増し、道はさらに狭くなり両足を並べたほどの幅しかない。結構、高さもあるのでちょっとした恐怖を感じながら森を楽しむ。
橋を終え、水位と同じほどの土道を行く。美しい木の実や鳥、コケなど自然はやっぱり美しい。先にはゴーっと流れる音と共に大きな橋を発見。ここでしばしの休憩を楽しみ先へと進む。
橋の先は道幅の広い砂利道。すると向かいから四駆に乗った仕事中のおじさんたちと遭遇。「ハイキングコースはどう?」「うんっ、すごい良いコースだよね。」小話を楽しみ、お別れ。
砂利道をよく見ると石英が落ちていてキラキラ光る。高台からの森の風景は美しいがやはり砂利道だと少し面白さが半減してしまう。
下ると途中、建物があり、「Viewing Room」の文字に従い中へと入る。ハイドロシステムライブラリーになっていて、現在も動いている水力発電機械、それにまつわる歴史に触れることができる。
しばらくするとコースは終了し、現在12時過ぎ。募金箱にコインを投入し、感謝の印。キャンパーでランチを済ませ、フェアウェルスピットへと出発。
コリングウッドを過ぎ、橋を渡る。木々が沢山の道をひた走り、途中のビーチに立ち寄ることに。白浜で美しい。日差しは強いものの水は冷たい。のんびり楽しんでいる暇もなく目的地へと進む。
先へ先へと進むと道は再び砂利道となりフェアウェルスピットの看板が。合気道中までの話ではバスツアーじゃないといけないということだったがどうやら行けそう。案内板に沿い進み、駐車場んに到着。
多くの車、そして人がいる。どういやらここからハイキングコースがあるらしい。午後2時過ぎ、今日2回目のハイキング出発。
海辺のハイキングにも関わらずスタートは牧場。人慣れした牧場の牛たちは近づいても逃げる気配なし。次なるゾーンは羊。牛ほどではないが羊も人慣れしている。しかし警戒心は強くこちらを見ながらトイレをする。困ったものだ。
広い敷地の次なる牧場にはプケコの姿。彼らは飼われているのではなく沼地がある牧場を住処にしているのだろう。
牧場動物のオンパレードが続き、ビーチはどこかといぶかしる。「ハイキングしていればフェアウェルスピット行けるかな?」「ここがフェアウェルスピットだよ。」まさかの返答に驚く。
地図を見せてもらうとここには5㎞、10㎞コースがあり時間的に5kmコースを選んだらしい。さらにこの辺り全体が既にフェアウェルスピットでビーチは先に現れるらしい。
牧場の後は木陰道を行き、草地が砂地になる。マヌカエリアを越え、目の間にビーチが見えてきた。
後ろをみればマヌカの森、横を見れば大きな岩が私たちの目を引く。そして正面には真っ白な砂浜がどこまでも続く美しいビーチ。
なんてこった。
何キロも続く砂浜はニュージーランドで何度も目にしてきたけど、こんなにまっすぎで邪魔するものが何もない場所は始めてきた。
ニュージーランド南島地図を見ても西側先端に鋭く伸びる場所がある。私は今そこにいる。駐車場には多くの人がいたけど幸いここにはほとんど人がいない。
互いに距離を空け、自分たちのリズムで歩きたい場所を歩く。この上ない幸せな時間。不思議な風景。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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