4日目:
丘の中腹に位置する宿、もしかしたら綺麗が星空が望めるかもと思ったが、曇りで星は見えず。
疲れもたまりぐっすり寝たせいか再び6時起床。時差ぼけかな。外がまだ暗いこともありベッドでダラダラしていると気づけば7時。
今日は午後からテイデ山山頂ハイキング、予約が必要で私達が取れたのは15-17時。午前中に仕事、洗濯物を終わらせ、ブランチ食べて11時半に宿を出発。
トラウマとなっている運転。
現在車に装備されているナビの他にグーグルマップも利用。しかし出発前に車のナビ設定を忘れ、グーグルマップの案内をミーアに伝えながら、私はスペイン語ナビを設定するという過度ワーク。
テイデ山周辺の名前を入れてもナビは設定されず頼りにできるのはグーグルマップナビだけ。
しかし高速を降りて道が細くなるとこれが変な道を指す。ミーアは曲がるを拒否するほどの細道への左折を要求。無視して先に進むとその次の同様の道左折を要求する。
でかいジープに細い道に慣れない運転手。うまくいくはずがない。いくつかの曲がり角を無視し、仕方ないとばかり曲がれば実は左折禁止の道だった。
Uターンして一旦停車。追い詰められた二人はもうボロボロ。
気を取り直して再出発。途中からテイデ山の標識が出てきていた。変な道に行かせようとするグーグルマップは無視してとりあえずこの標識に沿って進む案に変更。
するとあれほど曲がれ曲がれと言っていたグーグルマップは何度も再ルートを検索して、今とっている道と同じ方向を指すようになった。これで安心。
道は細いが車数も減ったので少し気持ちに余裕が出てきた。すると見えてきたニョキッと三角頭のテイデ山。
杉道は姿を消し、乾燥した大地へと変化。
折角アップグレードしてもらった車だけどこんなに細道続きだと逆に運転しにくいというに気づいた。
どんどん近づいてくるテイデ山の異変に気付く。ロープウエイが止まっている?
ロープウエイ下の駐車にはスペースを見つけて停車。外は風も日差しも強い。神経使い小腹が減り、駐車場からの絶景を眺めながらサンドイッチランチ。
改めて確認するも、間違いないロープウエイが動いていない。
既に標高は2350m、乗り場めがけて歩いているだけで息切れ。
到着するとロープウエイ乗り場に人の姿なし。いろいろと雲行きが怪しいぞと案内版に目をやると強風で中止とのこと。
おいおい、それは困る、今日が山頂を登れる許可日なのにインフォメーションセンターにいる女性に聞いてみると条件付きで今日を含め3日間有効らしい。
ロープウエイ運行情報はネットから確認できるので残り二日にかけるしかない。展望エリアから見ると目の前に小高い丘がありハイキングしている人の姿が。折角なので今日はここを行こう。
車をコース側の駐車場へ移動。私達以外1台だけ。
水を持って出発。道は整備されていて歩きやすいし、迷うこともない。乾燥地の独特な雰囲気、道沿いに出てくる赤岩に目を奪われる。
コースは複数あるがまずが小高い丘へと進む。一見すると登りやすそうだが、道は滑りやすく標高が高いので一苦労。
登りきると強風でびっくり。確かにこれじゃロープウエイは無理だな。
非現実的な絶景、まるで夢か映画の中。しかしあまりの風に強さに滞在短めにして下に降りることに。
先ほどとは別のルートで下に降れば嘘のように風が止む。
そこから伸びる道をどことなく進む。迷ったとしてもテイデ山目印があるから心強い。
沢山の赤岩アートに囲まれながら、次第に道がなくなり、方向転換。まっすぐ伸びる砂利道車道を歩く。
平坦な道で歩きやすく、ついおしゃべりに夢中になり遠くまで歩いてしまう。気づけば結構な距離を歩いてしまい、復路は疲れた。
16時半、駐車場へと戻り合気道のため町へと戻ることに。
地図で確認すると行きとは別の近道ルート発見。道を引き返していると雲が下に見える。そうだ朝は曇っていたっけ。雲の上にいたからついつい今日は晴れだと思っていた。
道を引き返し、分かれ道を別の方向へと進む。道は新しくなめらか、助かった運転手ミーア。
雲の上にドライブが続き、また夢心地。天文台の前の眺望スポットに行ってみる。最初は車で待っていたミーアだったけどその美しさから彼を呼びに戻り二人で感動。ここは天国かと夢心地はまだまだ抜けない。
雲の上ドライブの後、標高が下がり杉林道へと変化。雲の中のドライブ。今までの晴れが嘘のよう。
気づけば雲は私達の上、町へと戻ってきた。町に戻れば車の数も増え、再び緊張ドライブ状態。
18時20分、道場側の駐車場へ到着し、初めて合気道に参加させてもらった。
稽古後、宿に到着したのは22時。駐車場でのランチ後は何も食べずじまいだった私達、よくないとわかりながらも夜食。12時にベットで就寝。
ブログには旅のもっと詳しい状況を掲載しています。
○テネリフェ 4日目
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
プロフィール