19日目:
8時起床、空はまだ目覚めたばかり。
グランカナリア行きに向けて色々と準備をしなければ。チェックアウト10時に合わせて予定を組む。
さぁ荷物を運ぶとなって気づいた。車は目の前の道ではなくちょっと離れた駐車場にあるんだった。車を動かそうにも満車。数回に分けて荷物を運ぶ。今日使わない食材は日に当たらないように車を奥へしまう。
再び、サンタ·クルス·デ·ラ·パルマへと出発。山超え、谷超えいる場所によって天気が異なるのにはもう慣れた。
ナビの設定を次に行う予定のコインランドリーに設定したおかげで、ナビは変な道を行かせようとする。コインランドリーに行くのは駐車した後に、互いの文句は別の場所へ向かい、運転しながら口喧嘩。
以前利用したメイン通りの路面駐車を試みるもどこも満車。たまに空きを見つけ通り越してしまったら戻ってきた時には既に次の車。
何往復もするうちにフェリー乗り場近くの駐車へとターゲットを変えるもこちらも満車。目の前にはクルーズ船が止まっている。その関係もあるのかな。場所が空かないものかと回ってみるものの無理。
再チャレンジとばかりにメイン通りに戻ればやっと空きを見つけそそくさと停車。コ
インランドリーは前回立ち寄った市場の裏側。洗濯機を回している間に町観光を楽しもう。クルーズのお陰が町には人が溢れている。
ハイキングシューズを見てみる。折角ここで買うならヨーロッパ産がいいと探すもブランドがヨーロッパでもメイドインベトナム他アジア産ばかり。なら日本で買っても同じだね。
気になっていた洋服も購入となると目が厳しくなり、お目当て商品は見つけられなかった。洗濯物を乾燥機に移動させ、両親へのプレゼントを探してみるも、ここでしか購入できないような納得の品が見つからなかった。
ならばランチに良いお店を探してみよう。ミーアの希望はいつでもピザ。以前、訪れてしまっていたお店に行ってみると今日は見事に開いていた。急いで洗濯物を取りに戻り、席に着く。ほとんどが7€とお得価格。
パーキングの制限時間が気になりながらも、ミーアチョイスで頼んでピザが正解。パンは薄いのにふわかりでチーズもソースも濃厚でウマシ。やっと巡り合えた味にミーアはおお喜び。
駐車場に戻った時はちょっぴり時間がオーバーしてしまった。しかし警告の紙などなくとりあえず問題なくてよかった。延長を試みるもどうやらここは2時間制のようでチケットは購入できなかった。
車の移動を兼ねてフェリー予約券をチケットに変えてもらいに行くことに。先ほどはいっぱいだった駐車場も今は空きがあり運よく停車。乗り場がわからずウロチョロしているとクルーズ脚らしき団体の姿発見。さりげなく交じり一緒に歩くと見事フェリー乗り場へとたどり着いた。
今回利用するのはトランスメディタラニア。オフィスで予約券を見せると内容を確認される。
そこで笑顔で言われた想定外の言葉、「ship clash(船衝突)」。冗談だと思っていたら英語が堪能な人ができて言われた。
「船は故障してラパルマに到着していないため、本日搭乗できない。」
固まる私達。予約している宿のことを考えると行かなくちゃ。話を聞けばアルマスの便を代わりに予約してくれるらしい。
しかしアルマス便は明朝4時にテネリフェに到着し、夕方8時にグランカナリアが行きが出発し、夜10時半到着とのこと。本来の予定では朝8時にはテネリフェにいるはずなんだけど。でもこれ以外に予定日に到着する便はない。
さらに明朝までの宿も手配してくれるとのこと。頭は整理はつかないもののこれが最善の案とスタッフに言われ、お願いすることに。
代便となったアルマスのオフィスは現在閉まっているので16時半以降にチケットをもらいに戻ってくる必要がある。
駐車場に戻り頭を冷静しながら今やらなければいけなことをする。明日、チェックイン予定の宿には16-17時到着予定と伝えてあるので変更しないと。
ミーアはメールで連絡するも電話のほうがいいというと私。電話してみるとスペイン語のみで深い話は互いにできない。とりあえず予約サイトを通しメールを送ることだけ伝えた。訳され相手が理解できることを祈るばかり。
頭の整理がつかないままとりあえず町ブラ。クルーズが去った今、町にはまばらな人。そして多くのお店が閉まっている。
気になっていた教会も入ってい見ることに。飾られている絵が1800年代のものと知りびっくり。そして教会正面にはフリーメーソンのピラミッドの目が飾ってありドキリ。どういう繋がりがあるのかなと勝手に想像を膨らませる。
気づけば町の外れまで歩いてきてしまった。ここにはフェリー会社が予約してくれた宿があるので、とりあえずチェックイン。
中に入ればシンプルながらも広く申し分ない。
ポジティブミーアの言葉で気分を変える。「自分たちの予約した宿はキャンセルせずに済み、さらにフェリーで過ごす時間が短くなって、その代わり別のホテルのベッドで寝られる時間が増えたのだから、そう悪くない。」
確かにそうだね、今を楽しむことにしよう。
宿でゆっくりし、アルマス受付があくまでもう少し散歩を楽しむことに。
迂回していると飾られた船を見つけ、なんともふざけが銅像まで見つける。雰囲気からしてナポレオンか?彼はフラン人だ。誰だったのだろうか。アイスクリームで暑さをしのぎ、時間となり受付に向かう。
子供を連れた若い夫婦がスタッフと何か話している。奥さんはヒステリー状態、それを辛抱強く聞くスタッフ。
約15分も彼らのドラマを見て自分たちの番。トランスメディタラニアのスタッフはうまく代便してくれたおかげでグランカナリアまでのチケットが無事、受け取れた。
車を連れて宿の前の駐車スペースに停車。一泊分だけの荷物を持って部屋へ。
今日色々あったけど運転を頑張っているミーアに食事を作ってと言われたら作ろうと思いつつも体が動かないでいるとレストランを探し始めてくれた。
互いにシャワーを浴びていると明日利用予定の宿から返事が来ていた。それに対する返答でひと悶着。彼の返答に誠意を感じられなかった私は、状況を分かりやすく書いて再び送る。
この行為に彼は文句を言いながらも後に同じ返答を他の人にされた彼は激怒していた。まぁこれが一番大きかったこの旅での喧嘩。
ミーアがシャワーを浴びている間に気持ちを切り替えてレストランへと向かう。基本、レストランは高額なため利用を避けていた。しかし今日は別。いろいろあった自分にご褒美を与えてあげないと。
それに自分たちでは決して予約しない街中の宿。お酒を飲んでも運転はいらないので、ミーアも気にせずお酒を楽しめる。散
歩している時に見つけた近くのレストラン。バー化していたけど今は人も減り、レストランの雰囲気。メニューを見ると値段も控えめそしてビールもあるということでここに決定。
ママが一人で切り盛りしているお店の料理は素朴でおいしく量が多い。少し頼みすぎてしまった。そしてビールが格別。キンキン冷え冷え、フルーティ。おいしさにびっくり、喧嘩のことなど忘れる二人。
その後もこの味が忘れられない二人は同じテーストを求めていろんなビールを試したほど。たらふく食べてビールも一人4杯飲んだにも関わらずお会計34€とお財布に嬉しい。
満腹後の散歩で運動、明日は午前1時40分おきだ。早めに布団に入っても寝つきが悪い、11時半に体を起こし、その後、深い眠りへ。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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