23日目続き:
目の前に広がる急な登り崖山道。大変かと思いきや登れる、登れる。下りに飽きたといわんばかり足は上に上がる。しかし照らす太陽が結構きつい。
美しい森の景色を眺めながら歩いてきた自分を褒める。松の木が再び私達に木陰を与えてくれる。ヌブロ岩が近くに見えてきてちょっとワクワク。
がんばり登り続けた結果、道は再びなだらかに。平和な気持ちで見渡す風景を楽しめる。どうやらヌブロ岩の周りをぐるぐるしているらしい、いろんな角度で楽しめる。
ピラミッドのようにそびえたつ岩、ここには不思議がいっぱい。沢山の景色で目を潤しているとヌブロ岩への案内板発見。
すると一気に人が増え、豊かなハイキングコースから一気に観光地へと変化。
ミーアの顔は一瞬で曇る。「今度から観光地のハイキング止めよう。」気持ちのしぼみがこちらにまで伝わってくれる。人の多さに負けたミーアはヌブロ岩に行くのを拒否、しかし行きたい私は甘えてお願いする。
道も狭く目の前には人の尻ハイキング。すると急に平地が広がりニョッキっと伸びるシンボルヌブロ岩。まさに奇石。
岩に近づくもミーアは人混みを避け外の景色を楽しむ。私は人の合間を縫い岩へと近づく。近くで見ると本当にでかい、人がありんこサイズ。ミーアを呼んで記念撮影を済ませ、早々に後にする。
足場が悪い岩場道。途中、人の女性が岩に足を打ったようで人目を気にしない大泣き状態。大変な状態で助けたいと思うも言葉も状況もわからない自分たち、心で彼女を祈り、自分たちへの教訓へと活かす。
松林のなだらかな道を降り、人混みが多いにも関わらずトイレを催す私。ミーアの協力あり人目を盗み難を得る。
道は乾いた岩場へと代わり駐車場へ戻ってきた。ゆっくりしたい気持ちもあったけど人が多いこともありまっすぐ宿に向かうことに。
T字路を曲がろうとしたところ近くの駐車場から急に出てきた車。これがノロいノロい。道を譲ってくれればいいものをそんなそぶりもなく運転手ミーアのイラつきが無言の雰囲気で伝わる。
いつもは嫌なグーグルショートカット。しかし今回はそのお陰あって、ノロノロ車から解放され、細めの道をそそくさと走り、先ほどの道へと戻ってきた。ノロノロ車の姿は見えず、快適ロードをゲット。
車から眺められる崖山の壮大景色、自分の小ささに安心感が生まれる。そんな中細き道を大型観光バスと対面。協力体制運転の甲斐あり、事前に端により事なきを得る。がもう二度とごめん。
展望台を見つけてしばしの休憩。人もおらず風景を独占。ミニグランドキャニオンといいはしゃぐ二人。
すると興奮ミーアが私を呼ぶ。見ればそこには長蛇の車の列。先頭はなんとあのノロノロ車。自分がそこから抜け出したことに満足感を得た彼はご満悦な表情。
彼が見せたかったのは先ほど私達が対面したバスがこの長蛇の列と対面通行する場面。バスは数えきれないほどの車を一台一台超えていく必要がある。
展望台の手前にいるこの集団。再び仲間になりたくないとある程度見てから車に乗り込む。
道中、ミカン園が立ち並ぶ町を抜ける。乾いた土地から肥沃な土地へと変わり、シャングリラのようなイメージ。
気づけば暑さが増し始め、高速道路へと変化。違和感あるリゾートエリア、トンネルを抜け、今日の宿があるロモキエブレへ。
今日からずっとゲストハウス利用、ペンションエバ。あんなに広々と場所を利用していたのに、ベットだけでいっぱいの部屋へと変更。それでも値段はちょい高め。
10ある部屋に家庭用キッチンが1つ。いろいろとブルーになり、その気持ちはミーアも然り。
外食を試み、ネットで探すと近くにのモールにインドカレー店を発見。モールに向かいカレー屋が見つからずあたりをウロチョロする。
海まで3㎞あるのに周辺にはリゾートホテルが並んでいる。しかしこのモール、エスカレーターは止まっているし、半地下のお店が並ぶ廊下は電気が消されている。なんだかさびれた雰囲気が心を重くさせる。
迷いに迷いたどりつけばびっくり高額メニュー。並ぶ他のレストランも然り。幸いハイパーディのを見つけたので、自炊を決意。
キッチンに戻るとリビングで大音量でテレビを見るカップル。部屋に戻っても音がしっかりと聞こえてくる。
この他人への配慮のなさ・・・。私の心を読むミーア、「あぁ、この状態、真実嫌いだよね。」
げんなりしながらいろいろ目をつぶり調理開始。がんばった自分、ウィンナーとスライスオニオン、ブルーチーズを添えて。高いお金出してレストランを使わずによかった。
ハイバーディノで購入したビール。ドイツビールだけどフルーティー感があり、以前レストランで飲んだものと味が近いので、今後はこれを購入することに。
6時の早めの夕食の甲斐あり、屋上テラスは独占状態。自分たちだけのゆっくり夕食時間を楽しむ。
夜8時を過ぎると人も増え、騒がしいリビング、キッチンの音が10時半以降も駄々洩れ。お金払って我慢して利用している状況。一泊だけの利用でよかった。
ブログには旅のもっと詳しい状況を掲載しています。
○グランカナリア 23日目2
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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