14日目:
6時に起きて、外が真っ暗とわかり再び布団へ。8時に起床、よく寝る子は育つはず。
ハイキングの前に洗濯物をしないと。ここの宿には洗濯機があり、昨日使い方も教わった。
しかし言われた通りに動かしても水が出てこない。水の栓は空いているのでいつかは水が流れてくるだろうとほおっておいて1時間が過ぎるが洗濯物がまだ終わらない。
中を覗きたくともふたは固く閉じまま。ミーアの知恵ありどうにか蓋が空くと乾いた洗濯物が中に。これじゃいかん。たまりにたまった洗濯物、当然着る服がもうわずか。
マリオに連絡すると来てくれた。彼もいろいろと調べた結果、どうやら使えないみたい。
しかしここでただ困らせておくマリオじゃない。代わりに洗濯物を洗うのをかって出てくれた。気は引けるもののここは甘えさせてもらう。
大量の洗濯物を預け、お礼を言って手を振り見送る。
マリオの到着を待っていたことで朝食が食べられていない。
また12月に帰国するニュージーランド行きチケットにおいてカンタス航空から電話するように言われ、ミーアにお願いしてもずっと放置状態。渋々なミーアにお願いするとどうやら経由便の出発時間が変更となり、乗継が間に合わなくなり便を変える必要があるとのこと。
折角、乗り継ぎの良い便を購入しただけに残念。1時間半乗り継ぎが4時間待ちになってしまった。などといろいろあり11時にやっと出発。
なれない道に一苦労しながら国道に出て一安心。今日は日曜日のためスーパーが閉まっている。
ランチのパンゲットできるかな?何かとお世話になるつもりだったIセンターも閉まっている。日曜日は休暇デー。
昨日見た幻を確認する。エジプト像。確かこの辺にという場所で目を凝らすといた。幻ではなかった。
近くの暗南蛮を見るとここには遺跡美術館があるらしい、気になるけどまずはロスタイルズに行かないと。
ロスタイルズは通ってきた道の先にある。だからまたあのながーいうねうね道を再び。対向車にヒヤヒヤしながら町へ。
ロスタイルズまでには町が2つあったからどこかでパンは見つかるだろうと、考え方が甘かった。パン屋もカフェもスーパーも閉まり、再び山中へ車は向かう。
コースへと近づくも駐車場の空きスペースが見つからない。正確には駐車場というものはなく路駐スペースが既にいっぱい。
落石注意の看板がある場所に1台の車が。注意できそうな場所に自分たちも駐車。
何台かの車がさらに上へと進み、人の声がするのでそちらに向かうとビジターセンター発見。
トイレを借りて、モニターの案内を見てみるとロスタイルズ距離25kmと出ている。
これは大変と急いでミーアを呼び、スタッフに尋ねることに。するとここには2つのコースがある。1つはタクシーで戻ってくる6時間コース、短いコースは折り返しで5時間。???私が見つけた2.5時間コースは?
現在1時半。11時に家を出て私のイメージでは1時間が立ったほど。どこに消えた余計に過ぎている1時間。
ここの施設自体が6時には閉まるというので6時間コースは無理。ならばタイムリミット4.5時間で5時間コースに行くことにしよう。
ハイキング詳細マップをいただき、スタート地点へと向かう。
スティック片手にどんどん進むも、どうやらミーアのスティックの調子が悪いらしい。そのため不要な止まりにイライラを覚える私、楽しいハイキングを心掛け、言葉は優しく。
真っ暗なトンネルを軽く恐怖を覚えながら進むと自然豊かな森の中。道も歩きやすくまた今までとは違った雰囲気。
森にお邪魔させてもらっている感じがとても好き。主導権は森にあり。
最初は急いですべてのルート制覇しないと思ったけど、相手を急かしながらもハイキングも違うよね。
時間が来たらどこかで引き返せばいい。一組のカップルと抜きつ抜かれつを繰り返す。
人ともたまに遭遇するけど人気2位のコースと思えばさほど多くはなく、自分たちのスペースが確保できている。
道が3つに分かれている。勘の良いミーアは階段道を上がるとビューポイントだと指摘。
ならばそちらへと向かうが思ったよりも長く続く道は不信が募る。途中で待って、ミーア一人に行ってもらうことに。
ここからの景色も十分綺麗だから待つのには困らない。しかし一向に帰ってこないミーア、一体どこまで行ってしまったのか。
その間に地図を調べればどうやらここがショートコースの折り返し地点らしい。
ミーアが戻ってきた。「どうだった?」「すごかった、怖かった。」えっ?「私も行きたい」と勝手な答えをもとに一緒に戻ってもらう。
細い道はさらに細くなり、行き交うのが困難になるほど。道は乾き、木々が減り、脇を柵で守られているものの怖い。
そしてその先に合ったビューポイント。崖の先に作られた小さなスペース。足がすくみながらも大丈夫と言い聞かせ、ミーアと進む。
すごーいパノラマ森景色。
視界を邪魔するものなくただ森に囲まれている状態がすべて目に入る。それだけ崖の先端にいるってこと。
一組のカップルがゆっくりすれば他にスペースがない。私達が来てしばらくしてさきにいたカップルが姿を消した。
滞在時間は短め、私達も写真を撮り、少しゆっくりすると他のカップルが来たので、場所を譲る。
素晴らしい景色だけど度胸試しという印象のほうが強かった。す
ごい経験に興奮が収まらないでいると階段降りた場所に大声でしゃべるおばさんグループ。気持ちは一瞬で冷め、現実に急戻り。
他の道に進むと1つは通行止め、残りが先へと続く道。実はもらった地図とスタッフに教えてもらったルートでは多少の差がある。
地図はショートコースで既に終わりを告げているけど、教えてもらった5時間コースはもう少し先へと進む。
ここで気づいた。私が見つけた2.5時間コース。それは折り返しコースの片道コースの所要時間だったのだ。
そこまで見抜けなかった、今度はもっとしっかりとチェックしよう。
端へと降りるコースがあるがまだまっすぐと道も続くので進んでみると通行止め。焦らずここでランチといおう。
残念ながらパンはゲットできなかったけど、もしやのために持ってきたクラッカーにサラミとチーズをのせる。
サラミのうまさに驚き購入者ミーアに尋ねるとイベリコサラミらしい。
「ここに来たらイベリコ食べたいよね。」という私の言葉を元に、テネリフェにいる時に購入したものとのこと。素晴らしい。
太く20cmもあるのに4€だったとか。こりゃ良い土産物が見つかった。
腹も落ち着きルートを改めて考え直しここで引き返すことにした。もしかしたらあの遺跡美術館に立ち寄ることができるかもしれない。既にビューポイントで素晴らしい経験も得た。
ビューポイントまで戻った際に、「もう一度行く?」と尋ねるも「NO」のお返事。そうだ、彼は既に2度行っているんだった。
岩場で水を飲む鳥の姿、平和が一番。日の動きがまた別の景色を作り上げる。急いで気づかなった場所に美しい幹のアートを発見。
やっぱりハイキングは見渡す余裕が大切だと改めて実感。4時過ぎにハイキング終了。
往路とは別の道を利用して宿へと戻る。車の中のパンフレットで美術館の開園時間を調べると日曜日は15時に閉園。残念ながら間に合わなかった。
ならばとスーパー探しを続行。テネリフェでもよくお世話になったディノがある。大きなスーパーだからここはやっているだろうと町の細道を抜けて進むも閉店。田舎には田舎のルールがある。
ウネウネルートは雲だらけ。温度変化か標高の違いが、島の反対側に出た時は雲は薄くすがすがしさがあった。
サンドドミンゴに戻り教会の側を通るとマリオの姿を発見し、手を振るとちょうど洗濯物を届けてくれる途中だったらしい。
しっかりと乾き、丁寧にたたんである。さらに見知らぬ水色の片方ソックスまで加えられていた。彼の人柄がますます好きになる.
日本から持ってきた「グアテマラの弟著:片桐はいり」
。何も考えずに選んだ本だけど同じスペイン語を利用する国同士。どこか似ている繋がりを見つけたので、宿に並んでいる本棚にこの本を加える。
日本人の利用の元、この本が役に立つといいな。
朝の余った時間を利用して茹でておいたジャガイモ。フライドポテトと更に、レアタスサラダで夕食。ゆっくりと田舎を味わいと利用を決めたこの宿。明日はリラックスデーにしよう。
ブログには旅のもっと詳しい状況を掲載しています。
○ラパルマ 14日目
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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