11日目:
8時に起きると外は曇り、今日のハイキング大丈夫かな?
10時にブランチ、11時に出発。以前、南に行ったときには細いうね道苦戦したこともあり、ミーアは事前にルートチェック。お陰もあって多少は楽になったらしい。
地図からみてベレンコデルインフェルノは山の中だと思っていた。しかし実際行ってみると、思っていたよりも海の側で町の中を通り過ぎる。
祝日の影響でナビで示された道はイベント会場と化し、通行止め。どうしようかと悩んでいると目の前に別のレンタカーを見つけ、賭けてくっついていくことに。すると無事到着。
ありがとう前方、レンタカー。
到着してもやっぱり駐車場はなく路駐な様子。しかしミーアラックで1つのスペースを見つけて無事停車。
予約時間は12時半、しかし12時前に到着。
とりあえずは受付へと向かうと「今日は暑すぎるので、昼以降のハイキングは中止になった。あなたたちにも早く来てくれと何度かメールで連絡したのに、来なかったのだから暑すぎても文句を言わないでね。」と真顔でまくしたてられた。
えっ、朝メール確認したけど届いていなかったけどな。熱くなるのは既に想定済みで準備も万端だから大丈夫。
書面にいろいろと記載していると別のカップル参上。多分道案内となってくれた車の人たちだろう。自分たちだけが最後じゃなくてよかった、何かと助かるカップルに感謝。
オレンジヘルメットを選び、地図をもらい、スタッフの説明を聞く。トイレを澄ましていざ出発、ベレンコデルインフェルノ。
道はしっかりと整備されている。まるで片田舎の小さな村につながっていると思わせる素敵な道。
本当にヘルメットは必要なのかと思いつつも、すれ違う人皆がかぶっているのを見ると自分も気にならなくなってくる。
進む先は崖山、後ろを振り替えれば海と町の景色とそのギャップが面白く何度も振り返る。
平坦な道をずっと歩いてきたが、急な下り階段へと進む。こりゃぁ帰りが大変だ。
乾いた道が続いていたのに、下に降りると植物豊かな緑のトレッキングロードへと変化。トカゲやカエルいろんな子が潜む崖の合間。
頭の中で地図が出来上がる。
折り返し地点が近くなると安全確認のスタッフの姿が。誰かが見守ってくれていることは嬉しいことだ。
透明度の美しい川が現れ、先にはなんと滝。乾いた土地に隠された恵み。
皆、ゆっくりと座りその様子を眺めている。近寄ると水しぶきが飛んできて涼しさすら感じる。
座っている中には高齢者カップルが。道が険しい場所もあったのにとついつい感心してしまう。彼らと最後の二組になり私達も折り返すことに。
滝周辺では飲食が禁止されているので、ちょっと先でお水とチョコを補給。するとスタッフがちょっと先で待っていてくれいたことに気づき、急いで出発。
心配して降りた道も思っていたより楽に登れ、あれよあれよと復路は行きの半分ほどの時間で済んだ。
最初は8€でも支払いをためらっていたのに、実際来てみるとヘルメットも貸してくれ、スタッフが安全を確認してくれている。
値段以上の価値のあるお勧めハイキングコース。曇りも暑さしのぎとなりいろいろと恵まれたコースだった。
時間はまだ3時前。ならばマスカにも行ってみようと出発。
道中、ずっと気になっていたサンティゴデテイデに立ち寄ってもらう。町の雰囲気がとても暖かく、さらにキリスト像が飾られているアーチの先には丘に立ち並ぶ十字架の数々。その幻想的な姿な気になっていた。
ちなみにここの教会も立ち寄らせてもらうとスピリチュアルな音楽が流れ、今までとは異なった感じがした。
歩いていてマスカの標識を見つけた。
国道から曲がったそれはそれはこれが対面車線かと目を疑うほどの細道ウネウネ道。ミーアと協力しながらの運転。
普通車の対面でも一苦労なのに中型バスも通る。
丘の上に行くと皆が止まっていたので自分たちも緊張をほぐすためにも停車を望んだかが、残念ながらスペースなし。
そのまま道なり下るとちょっとしたスペースを見つけて恐怖からの解放ストップ。先に見える道を疑う。こんな道を行くなんて。
ミーアに無理はさせられないと引き返しを提案するも、「残り2㎞で車も少ないからいいよ。」と勇者からの提案。ありがとう、助手席も恐怖だけどいざ進もう。
360度カーブで先が見えず、急に現れる対向車。安全装置で守られているジェットコースターなんて比じゃないと本気で思った。
駐車場を見つけると残念ながら満車。Uターンも出来そうもないので先まで行くと別の駐車場が。ここで再びミーアラック、空きスペース1つを発見。
外に出てみると崖の上の小さな村。観光マップと同じ風景が広がる。マスカに到着。
まるで天空の村だね。来た甲斐があった。
村の中にも入れるみたいだけど結構な下り。行くのを渋っているとミーアの行くという提案が聞こえてきて、一緒についていく。
石段の整備された素敵な道、途中の露店でサフランが2€と激安で販売しているのを見て、即買い。
土産屋立ち並び、ブラジル産の石が結構販売されている。同じスペイン語だからかな。
道の途中でフルーツ販売の親父にチャチャを入れられ、ちょっと恥ずかしかった。
村の先端は眺望台になっていて海も見られる、素敵な場所だ。
何かとやんちゃにはしゃぐ若者や狭い駐車スペースに車のドア開けっ放しで観光に出る人だの帰りはいろいろと目につき、不満な二人。文化の違いかもねととりあえず気を流す二人。
マスカのウネウネに比べれば宿に帰るまでのウネウネは逆に広くすら感じてしまった。
宿に到着し、夜は絶品パスタで舌鼓。2€以下で試し買いしたシャンパンがまずまずの味だった。ラパルマのために購入していこう。
再び太陽いっぱい、沢山歩いた二人は9時半には撃沈。
ブログには旅のもっと詳しい状況を掲載しています。
○テネリフェ 11日目
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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