13日目:
8時半起床。チェックアウトは12時だからゆっくり出来る。
昨夜は水シャワーとなってしまったが今日は無事、温水をいただけた。と安心していたら、シャワールームから漏れた水がそのままリビングルームへ。どうやら部屋ごとの継ぎ目がないらしい。
2番目にシャワーを浴びたミーアは残念ながら水シャワー。高いお金払っているだけに、通常以下の設備にはちょっと引く。
さらにネットがつながらない。レセプションに聞きに行くと部屋ごとにはネットがつながっておらず、レセプション近くの小さなラウンジのみ利用可能とのこと。
部屋からの眺めはいいけど、それ以上に不便が沢山ある。
もうここは使わない。
散歩がてら周辺をうろつくとIセンターを発見。地図が掲載されている無料パンフレットをいつくかゲット。
ここの海は砂浜が真っ黒。海水は青く感じられ、田舎のビーチといった印象い。人が少なく静かな雰囲気は私達に合っている。
ラウンジで軽く仕事を行い、チェックアウト。
昨日フェリーが到着したサンタクルスデパルマへ。港周辺の街並みが観光スポット。道はテネリフェに比べると広くて綺麗。
2時間1€と割安なメイン通り沿いの駐車場を利用。町は古風な建物におしゃれなお店たち。雰囲気がとても好き。
ランチをとお目当てのピザを探す。しかし町に目立つのはカフェやジェラートショップばかり。
パン屋はあってもピザ屋はない。いろいろと探した結果、市場前に並ぶテーブルの上にピザの絵、発見。
やっとピザにありつけるとばかりはしゃいだもののここはバーの一角で出てきたピザはSサイズで食事用というよりもおつまみのような感じ。
私はおいしかったけど予想と違うピザにミーアは軽く落胆。更に1€のお釣りとしてもらったコインに大きな傷があった。
言葉も文化も違う中、ミーアは軽い自信喪失に。
見つけた市場には多くの新鮮な野菜や果物が。中にはミーアがずっと探していたネクタリンもある。
私は買う気満々だけど、英語はほとんど伝わらず、何をやるにも一苦労な状態にミーアは遠慮するようになっている。
いつもはいろいろと助けてくれるミーア。彼がやる気を失えば、私ががんばればいいだけのこと。
言葉が通じなくても計算機があるじゃないか。欲しいものを選び、店員さんに計算機を差し出せば支払い分のお金を教えてくれる。
するとミーアも徐々に安心感がわいてきたようで、欲しいものを私に言ってくるようになった。
二人ならいろいろと乗り越えられるね。
駐車場のチケット時間も近づき、車へと戻る途中、教会を発見。扉が開かれていたので中へ。独特の静寂、やっぱり好き。
持参した石鹸が思いのほか足りず、地元薬局で購入したら思いのほか、高かったが店員の熱い視線もあり、なくなく購入。
車通りの多い路面に面した駐車場、出るのも一苦労でここでも協力プレー。
今日の宿は島の反対側。夕方に宿主と待ち合わせをしているのでそれまでに向かわないと。
ただまだ時間もあるしどこかでハイキングでも楽しみたい。テネリフェとは異なる崖景色を走り続けるとハイカーがいっぱいの場所発見、立ち寄ってみよう。
El Cubo de La Galga
Iセンターで尋ねると2時間の折り返しコースと4時間の周回コースのハイキングコースがあるらしい。ラッキー。
4時間コース行きたいけど既に2時過ぎ。無理することもないと2時間コースへ。無料で調査位置図をもらえた、ありがとう。
軽食とお水、スティックを持って進む。周りは多くの木々に囲まれているけどコンクリ道が長く続く。膝への負担が多いからあまり好きではない。
のに、それはずっとずっと続く。どんなに素晴らしい景色でも道がコンクリだけで自然の中という感覚は若干薄れてしまい、文句もタラタラ。
土道に変わったもののまだ車が通れるような道。有名なコースなのか度々人に出会う。
いろいろと疲れた中、やっとハイキングらしい山道に変化。木陰もあって癒しを感じるひと時。
一度は静まったコース。しかし先から子供たちのはしゃく声が。
ちょっと広場になっていてここが2時間コースの折り返し地点らしい。はぁ、やっとというところで道が終わってしまうのは悲しい限り。
4時間コースの道を覗いてみるとシダが生い茂る小道コース。
あああああ、このコースがしたい、したかったよ。
ちょっとだけちょっとだけと覗くミーアの足がどんどん進むので、宿主との約束を思い出させ、なくなく引き返す。ここは多分4時間コースがお勧め。
同じ来た道を戻るだけなのに太陽の動きもあり、景色が違って見える。コンクリ道は辛いけど景色はきれいなコースだった。
崖山の中に2つの町。町が終わればバナナ農園が崖山の中に。
ウネウネ道だけど道がいいだけあってテネリフェよりかはちょっとマシ。でも対面通行はやっぱり緊張が走る。
標高もあがり雲の中をドライブ。雲がなくなるとエジプトらしい像を見たような・・・幻か。
途中、Iセンターを見つけ「こまった時はここ」と安心感。
海沿い近くの低地の町、サンドドミンゴに到着。ただお店はチラホラ。町というには気が引けるけど地図には地名がちょっと大きめに乗っている。
宿主との待ち合わせは彼の家かと思いきやATM前らしい。ちゃんと会えるか不安を覚えるもの17時10分待ち合わせ場所に到着するとすぐに見つけられた。
オーナーマリオさんの車を追い、今日の宿へと向かう。
教会脇の石畳道を車で渡り、上る上る。左折し、右折し、細い道を進む。どう考えても車1台の道、でも対面の印がある。
ここの宿を選んだのは町の喧騒から離れ、静かな山の中で過ごしたいからと思ったんだけど想像を絶する道。そして想像を絶する素敵な宿。
小屋を修繕したような小さなおうち、そしておうち以上の広さを持つお庭。
私達だけが利用する。近くに家はない。これからお世話になる3泊。ワクワクする。
マリオさんは英語が通じない。でもスペイン語と身振り手振りですごく親切にしてくれる。宿主がいいから宿がいいんだ。
昨夜は一泊だけなので必要なものしか部屋に運ばなかった。テネリフェでは9泊同じ宿。なんだか感覚がマヒして3泊のために荷物の出し入れをしていることが非常におっくうに思う。
既に6時過ぎ。急いで夕食作り。
慣れないキッチンでの調理はストレスが募る。横からチャチャを入れられれば余計に腹が立つ。そんな中、パスタの出来上がり。
気づけば車から降ろされた荷物は整頓されている。暇をもてあそんだミーアが片付けてくれたらしい。感謝。
家の中には歴史を感じさせる写真の数々。見てはいろいろと連想する。明日はトリップアドバイザーで3位の人気ハイキングコース、ロスタイルズに行こうかな。9時半には新しいベットで就寝。
ブログには旅のもっと詳しい状況を掲載しています。
○ラパルマ 13日目
真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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